インプットとアウトプットのバランス
インプットの必要性
新卒で担当したデザイン業務から学んだこと
以前、デザイン関係の仕事に勤めていた時、
人手不足もあり、入社1年目から多くの仕事を任せてもらえた。
新人ということでデザイン業務以外の雑務もあり、平日に力を使い果たし、休日は体力回復に努める。そんな日々を過ごしていた。
すると、スムーズに進めてきた仕事が、段々と停滞するようになってきた。
この時にインプットの必要性を感じた。アイデアが枯渇していく感覚がなんとなく理解できた。
読書をする、美術館に行くだけがインプットではない
学生時代を振り返ってみる。
常に課題に追われていて忙しかった印象だが、課題のために本を読んだり、気になる美術館に行ったり、好きな雑誌を読んだり、頻繁にインプットをしていた。
さらに、友人と遊んだり、雑談したりするなかでも、新しいデザインに触れていたと思う。
新卒で入社した会社では、同じ部署に同期もおらず、家族持ちの先輩が多く、会社帰りに飲みに行くといったことも少なかった。
わざわざ時間を作らなくとも、人と話すことでも新たな刺激を受けることができるのであろう。
アウトプットの必要性
アウトプットは、頭の整理
その後、色々と事情があり休職することになったのだが、幸い、読書や旅行をする時間の余裕ができた。
働いていた時にできなかった反動か、気になる本は片っ端から読んで、気になるものがあれば観に行くようにした。
読書量も週に1,2冊程度読めるまで復活してきた。
そんな日々を過ごしていると、ふと、本の内容があまり頭に入ってこなくなった。
インプットは、頭の引き出しにストックを貯めていくようなイメージ。
アウトプットは、その引き出しから、似たようなものや参考になるものを引っ張り出してくるようなイメージ。
インプットに偏り過ぎると、引き出しがぐちゃぐちゃになってしまう。
定期的にアウトプットすることで、引き出しの整理になっているような感覚になる。
実際、読書ノートをつけ始めることによって、随分と頭がスッキリしてきた。
何事もバランスが大事
学習におけるインプットとアウトプットの黄金比は、「インプット3:アウトプット7」と言われている。
noteの記事にも当てはまるかは分からないが、思ったよりアウトプットの比率が大きいと感じた。
しかし、物は試し。
吐き出せば、その分また新しい情報を詰め込める。
そんなイメージでこれからも色々なことを言葉にしていく。