第18回Unity1week”あける”全作品遊んで本気でおすすめするゲーム10選
こんにちは。nattuhanです。
昨年末から一昨日にかけて、ないちさんが年に数度Unityroomにて開催されている、Unity1week(第18回)というゲームジャムの全作品(約450作品)を軽く実況しながら配信するということをやっていました。
こちらのプレイリストにまとまっていますのでよろしければご覧ください。(57時間分ほどあります。)
自分にとってはいろいろなゲームアイデアをインプットすることができてものすごく実りの大きな時間だったのですが、全部遊ぶなんてどう考えても負担が大きい話なので、
”おもしろいゲームだけ厳選して遊びてえなあ…”
と思っている方もいらっしゃる事かと思います。
そんな方のために、自分が全作品プレイしたその中から、個人的に絶対遊んでほしいゲームを断腸の思いで10個にまとめ上げました。よろしければ遊んでみてください。
(当然、個人の主観が多分にからんでしまうことをご承知ください。
また、共同制作の作品の場合、作者名は一番左の方(投稿者)のお名前のみ掲載させていただいております。)
・すきまスキーマー(うんもろじーさん)
パズルとしてのシステムが面白いのはもちろんですが、スキップが比較的低コストで出来たり、UI/UX的な配慮も細かかったり、制限時間も比較的長めに設定されているので、プレイしていてストレスなくゆっくりとパズルに向き合えるよさがあります。
ただ、遊んでいて後半に出てくるパズルの難易度はかなりのもの。カジュアルからコアなパズル好きな方まで楽しめるゲームだと思います。
そしてBGMがとてもよくて、パズルのピースたちもBGMに合わせてノリノリなのが芸細ながらサイコーです。テンテンテテテン(テテテテン♪)
・Hatched Out! (橋野みずはさん)
ゲーム性自体はIQテストのようなパズルゲームで、図形の動きを予測して正解を導くという内容になっています。絵作りからサウンド、ゲーム体験を通して全体的な世界観の統一度が非常に高く、初回プレイ時は「うわぁなにこれ…すげぇ~~~」しか発声できない存在になってしまいました。
プレイヤーを急かすような制限時間もなく、ゆっくりとこのクールな世界に浸りながら、ゲームに没頭することができます。
・Alice and the strange door(山らさん)
ドアを開けると同じ色のドアに出る、というシンプルなシステムに大きさや重力の向きなどが変わるというギミックが加えられたゲームシステムの真新しさと、アリスの世界というのがすごくいい組み合わせになっています。
システムもよくできていますが、ステージやレベルデザインの完成度も高く、なだらかにギミックや仕様を理解していく過程で少しずつ頭をひねらなければいけない、至上のパズルアクションゲーム体験となっています。かわいらしいドット絵も魅力的。
・テレビからの脱出(kurosanさん)
今回のテーマが「あける」だったこともあり、脱出ゲームがとても多かったように感じます。その中でも抜群の完成度と、ギミックのオシャレさ、シルエットで描かれた統一された不気味なテレビという設定の良さでこのゲームはかなり楽しむことができました。シンプルながら「こういう脱出ゲームがやりたかった!」と思わせてくれます。
謎解きとかで、解法を思いついて恐る恐る試しているときの「そんなギミックあるの…ある?いやないか…まさかね……あったわ~~~!!!!!」っていうの最高ですよね。
・夢の中で、あなたと(青木ととさん)
紹介分の”一口サイズの「ノベル系脱出ゲーム」です”以上にこのゲームを端的に表しているゲームはありません。ゲームシステム自体がすでにとてもウィットに富んでいて、テキストとBGMだけ、というのが余計にこの世界への想像を掻き立ててくれます。最近活字からは離れている自分ですが、小説を読んでいるときのとてもわくわくしながら文字を目で追っていく、あの感覚を思い出しました。
エンドは2種類あるので、ぜひこの文字の世界を探検してみてください。
・初明りのメサキバナ(にやさん)
メサキちゃんが種を集めてひまわりを強化し、ひまわりでうりうりして鬼たちをメロメロにしていくゲームです。何言ってるのかよくわからないと思うのですが、これでめっっちゃくちゃ面白いのでまずは一度遊んでみてください。1プレイ1分半で終わってしまうので、気が付いたら何度もリプレイしてしまう中毒性があります。
自分が小学生の時分、ゲームボーイアドバンスとかで夢中で遊んでいたようなゲームっていくつもあるのですが、そんなゲームたちのおもしろい部分や手触りの良さ、ドット絵の良さをギュッと濃縮してコンパクトにして進化させたような作品です。
\ メサキなの~ /
・シンレンサイ(なまりさん)
漫画の擬音・擬態語が襲ってきてそれをジャンプアクションで避けていく、、想像の斜め上からまっすぐ刺してくるゲームアイデアに、それを裏付ける漫画的なゲーム演出。一瞬で漫画的世界観に引き込まれて、あとはひたすら打ち切りにならないよう祈りながらオノマトペを避けていきます。
すばらしいのはこのオノマトペがそれぞれの擬音に合わせた動きになっているところで、「ボヨン」なら跳ねながら移動し「ヒタ…ヒタ…」ならひたひた歩いてきますし、「バキューン」は銃で撃たれるような予告線が出てバキューンと撃たれます。
最後に見れるランキングもめちゃくちゃこだわられてて大好きです。
・Demon's Holiday(Kakoさん)
ソロキャンを楽しんでいた魔王に愚かなニンゲンどもが襲撃し、それを魔王がめちゃくちゃに魔界の技で迎え撃つタワーディフェンスゲーム。全編を通してとてもイラストBGM世界観かわいらしい雰囲気で統一されておりながら、全知全能な魔王の技がめちゃくちゃ強くて(この穴に落ちたニンゲンはどうなるんだろう…)と想像してしまいます。難易度も比較的易し目で、あまり頭を使わなくてもクリアしやすくなっていると思います。
わ~~わ~って叫びながらがんばって戦いに挑むニンゲンども、最高にかわいいのでぜひ癒されてください。
・Do not Donut(Kasatanaさん)
Hole.ioというゲームをご存知でしょうか?ハイパーカジュアルと呼ばれるゲームの中では特段有名な部類のゲームなのですが、こちらはそのシステムを踏襲しながらも、”穴への吸い込みやすさ”にかなり調整がなされていて、遊んでみるとすごく気持ちよくなっているな!と驚かされました。
そのうえ、モチーフやデザインも、SEもとてもかわいらしい世界観で統一されていて、「もっと広いマップで長い時間かけて遊びたいな~~!!」と唸らされました。スポスポしたい日にぜひ。
・目をつぶっててきをたおすげーむ(いのさん)
みなさんも時を止めたかのように素早く動きながら太刀を振る妄想を一度はしたことがありますよね?僕は毎日しています。
そんな夢をかなえてくれるのがこのゲーム。主人公は目を開けているときはただ歩くことしかできないのですが、目を閉じたとたん時間を止めて敵を切り刻むことができます。より多くの敵を一度に切った方がスコアが高くなるため、敵の配置を覚えて動きながら上手く切った時に大量の得点が入ると脳汁が出ます。スライムに囲まれても目を閉じて四方を切り刻めば安心。
なにげに作品IDが”dryeyeblade”なのが笑ってしまいます。主人公はドライアイだったのか。
さいごに(自己作品紹介)
10作品紹介してきましたが、10作品で書こう!と思ったはいいものの、候補をあげてそこから絞っていくのがかなり大変でした。と言えるくらいにそのほかにも面白いゲームがたくさんあるので、ぜひイベントページに飛んでいただきいろんな作品を遊んでいただければなと思います!
そして手前みそではございますが、自分の投稿したゴルフ登山ゲーも、よかったら遊んでみてください。
こちらの作品の制作・公開後の経緯はこちらのnoteの記事でお読みいただけます。
それでは。
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