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ココが違うよ!日本と台湾の出力センター

今回は台湾版Kinko'sについてご紹介。
台湾に来たばかりの頃は、学生街に住んでいて、
街中でよく「色彩・黑白」「影印」なんて書かれた看板を見かけて、
なぜか写真を現像する場所なんじゃないかと思ってたんだけど。
どうやらそこが印刷所らしいと後日知りました。
そして未だにプリンターを持ってない私は足しげく
近所の出力センターに通うことに。

違いその1:環境

日本のKinko'sやlithmaticだとMacもWindowsも置いてあるけど、
台湾の場合はWindowsのみ。
お店の感じも、日本だと大体ビジネス街にあって、
店内もきれいで、若い人たちが対応してくれるけど、
台湾だとだいたいこういうお店は学生街にあって、
日本と比べると雑多な事務所みたいな感じ。
対応してくれるスタッフもおじちゃんとかが多いです。
いや。まぁ若い人もいるけど。



違いその2:価格

日本だと、パソコンの使用時間と印刷した枚数に対してお金を払うけど、
台湾は印刷した枚数に対してのみお金を払います。
これに慣れちゃうと、日本に帰ってKinko's行くのが切なくなります。
そして出力も要望を伝えると、お店の人が設定をしてくれる!
最初はなんて過保護な対応なんだ!って思ったけど。
お店にはモノクロ専用の台とカラー専用の台が複数あるので、
その時々の印刷状況によって自分で勝手に設定できないという部分もある。
ちなみに学生街の親切なところだと、
モノクロ A41枚 1元(日本円:3~4円)
カラー A41枚 6元(日本円:18~24円)が相場です。
安いところだとモノクロはA4 1枚0.5元なんてところもあります。
また、こういったお店は個人経営か家族経営のお店が多いので、
大量出力するとおまけしてくれたり、
常連になるとほんの数元おまけしてくれたりもします。

違いその3:品質

デザインのプレゼン資料を出力にいく身としては気になる品質ですが、
本当にお店によってマチマチで、基本的に日本からのお下がりみたいな
少し古い機械を使っているところが多く、
メンテナンスも一応しているみたいなんだけど、
各お店によって色の正確さが全然違います。
A店は黒が強いとか、B店は黄味が強いとか。
インク取り替えたばっかりだからとかでは無く、常時そんな感じです。
あと、使っている紙質も!
儲かってるらしいお店はなかなか質のいい厚めの用紙を使ってるけど、
一度近所の医科大学に入っているところで印刷したら、
ファックス用紙みたいなテロテロした用紙に印刷されてビックリ!
なので、自分で校正する分にはどこで印刷しても構わないけど、
最終提案とか納品データのDVDカバーの出力にいく時は
一番色の正確なB店までバスに乗って行ったりします。

日本だと本当メンテナンスがしっかりしているから、
どこで印刷しても大体同じ品質というのはうらやましい限りです。
まぁ出力の為に15分歩いたりするぐらいなら、
プリンター買った方が良いんだと思うんですけど、
でも家庭用のプリンターで印刷するより、
大型の印刷機のが品質は勝るので、そこはちょっと悩みどころ。



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