足並みの揃わない簡体字と繁体字
ブランドの指定フォントって、その会社らしさを出す上で大事ですよね。
ファンション系やWeb onlyとか若者向けのブランドだと、
比較的こだわりがある気もするのですが、
電子産業の企業でフォントにお金を出すって珍しい。
私の今働いている会社もご多分にもれず、
Windowsのデフォルトフォントを
ブランドフォントとして使用しています。
繁体字なら微軟正黑體、簡体字なら微軟雅黑體、英数字はArial。
ちなみにInDesign CCのPublish Onlineで公開されていた
The Bland Bookがとてもシニカルながらも的を得ていたので、
一見をお勧めします。
うちも英数字はArialだから、このページは本当に共感。
ブランドフォントが他と同じで結局差別化できてないじゃん!
ってツッコミはまぁ置いといて、
今回の問題は同じWindowsデフォルトフォントである微軟の
簡体字と繁体字の性格が異なりすぎる件!
まぁ、英数字と違って、簡体字と繁体字は
混在することはないのだけれど、
同じ微軟と名乗った漢字の書体。
幾らで画数の違いがあろうとも、
ハネとかハライとかは揃っていたいもの。
だけど、簡体字と繁体字で同じBoldでも太さは違うし、
バランスも異なる。。。
正直簡体字の方がタイプ。
それで少し調べてみたら、どうやら簡体字に関しては
微軟 = Microsoft が中國方正集團に制作をお願いし、
さらにMonotype社も開発に協力していたとのこと。
繁体字の方は中華民国教育部の標準字体を元に
Monotype社が製作したらしいのだけど。。。
「感」と言う漢字を打った時にそのバランス感に衝撃を受けた!
Monotype支社は上海にあるらしいけど、
台湾にはないしね。
Wikiで見るとMonotype社の中文サイトは
香港名義っぽいことになってるけど。。。
感。。。 (´;ω;`)
簡体字に比べてめっちゃ心許ない。。。
頑張れ!繁体字!
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