第3回 親子関係を変えたいあなたに。「親子はぴったり」の話
皆さんが生まれ変わり出変わって、何度もこの世に来るのは、魂の修行のため。
つまり家族は、あなたが選んだ、一番の修行相手。あなたにぴったりの相手です。
家族は、きれいごとではすみませんよね。
時に親は、口で、行いで、理不尽な、無理難題を吹きかけてきます。
修行相手ですから、当然なのです。魂を磨くため、親が神様の変わりに、あなたに問題を出してくれているのです。
それに対してあなたは、ぐちゃぐちゃ言う。心でぐちゃぐちゃ思う。
無茶をいう親と、ぐちゃぐちゃ思う子供。
これで、バランスが取れてしまっている。
だからいつまでたっても、親子の関係が変わらない。
これが、「親子はぴったり」という姿です。正にぴったりですね。
親がどうしようもなかったら、
あなたが変わればいいのです。
あなたが心を決めて、親を立てる、認める、というように、行動を変えると
親子はぴったりなので、自然と親との関係が変わります。
逆に言えば。あなたがぐちゃぐちゃ思っているから、
親も問題を起こしているのかもしれません。
子が良くなれば、つられて親も良くなる。
親子はぴったりなのです。
親は、だらしなさや頑固さや、気の弱さ、人間の悪い面を通して
あなたに、癖が強いと周りはこう思いますよ、と教えてくれています。
なんでも先陣を切って、身をもって教えてくれているのです。
だらしなさや、失敗まで教えてくれる先生はどこにもいません。
あなたもそうなる可能性があったのです。
親の姿を見て、あなたは育ってきたのです。
理不尽な事をしてくれて、ありがとう。
親子はぴったり。親の姿にぴったりに、あなたは育ってきたのです。
そして家族は、愛で認めてください。
家族は理屈ではありません。理屈に合わないことばかりです。
家族は理屈では解決できないのです。
愛をもって人を見る。仕方ないかと許すのです。
その上で親を認めて、立てて喜ばせてあげましょう。
親子はぴったり。
親が喜んだ分だけ、あなたの人生はがらりと変わりますよ。
親に腹が立つ、そんな気持ちになった時は
親子はぴったり。これを心がけて生活してくださいね。