なつお / 心理学×成功法則×スピリチュアル
天理教の教理を日常生活で活用できるよう、できるだけ分かりやすくお話しています。
ある時、お屋敷に五、六人の信者がお参りにきて、かんろだいの石に向かって拝んでいた。そこに巡査が来て「お前たち、こんな石ころ拝んで何するか、阿呆な奴め」といって石を蹴った。そこで信者の一人が教祖の元に行って「こんなもったいないことする巡査の足が折れたり、口が曲がったりする罰を当てて頂きたい」と教祖に申し上げた。すると教祖は「人が困るような、口が曲がったり足が折れたり罰を当ててくれと言うた者に、その理が廻ってくる」とおっしゃった。 天理教の教祖、「おやさま」が書いた書「おふでさ
今日は執着の話ということで、お話をさせて頂きます。 江戸時代の大阪に、増井りんさんという方が住んでいました。 旦那さんと、3人の子供と、幸せな每日を送っていたんですが、30歳になったある時、旦那さんが亡くなってしまうんです。まだ子供も小さいので、これからどうしたらいいのかと途方にくれていたんですが、さらに不幸が続き、それから二年後、突然目が見えなくなってしまったんです。 りんさんは医薬の限りを尽くして病気を治そうと試みますが、目は見えないまま。そんなある時、天理の神様の
今日は、二つ一つについて考えてみましょう。 物事にはなんでも、いい側面と、悪い側面があります。 たとえば、愛について。 家族や、恋人といった、愛する人を抱きしめると、とても満ち足りて、幸せな気持ちになりますよね? 最近の研究で、人を抱きしめると「オキシトシン」という脳内物質が分泌されて、心地よさを感じることが分かったんです。 しかし、さらに「オキシトシン」を調べていくと、面白いことが分かりました。 人間はとにかくこのオキシトシンがほしいんです。 だから極端な人に
パナソニックの創業者、松下幸之助さんは、人生には「順境」と「逆境」があると言います。 順境とは「上手くいっているとき」で、逆境とは「上手くいかないとき」ですね。 仕事にやりがいを持って、充実した毎日を過ごし、悔いのない人生を送れている。こうした順境が送れたら、幸せですよね。 しかし人生には、必ず逆境が訪れるんです。 たとえば、もうどうしようもなく憎い人が現れて、その人が頭から離れずに、イライラが止まらない。 病気になってしまって、いつ治るのかも分からず、先
嫌な人、っていますよね。 嫌なことを言ってくる人、馬鹿にしてくる人、腹の立つ人のことです。 嫌な人が出てきたとき、私たちは悩む。頭の中でぐちゃぐちゃ考える。 これが、あなたの運命を悪くしているとしたらどうでしょう。 嫌な人が現れた時には、思い出して下さい。 「人は変えられない」のです。 いくらあなたがぐちゃぐちゃ思っても、嫌なあの人は変わらないのです。 変わらないものを、変えようとすると、苦しくなります。 変えられるものを変えるしかない。 つまり、自分を変え
人生には、「圧」があります。 山に登れば、だんだんと空気が薄くなって苦しくなるように、 仕事に行けば、仕事の圧、家庭に変えれば家庭の圧。 様々な圧と戦いながら、私たちは生きています。 また、昇進、結婚、出産... 人生の「幸せ」と呼ばれるイベントは、言い換えれば その分時間が無くなり、プレッシャーが増え、より複雑になること。 つまり、幸せになるほど、圧は増していくんです。 人生が辛い、苦しいという人は、「圧」に負けていることが多いのです。 では、圧に打ち勝つ
皆さんが生まれ変わり出変わって、何度もこの世に来るのは、魂の修行のため。 つまり家族は、あなたが選んだ、一番の修行相手。あなたにぴったりの相手です。 家族は、きれいごとではすみませんよね。 時に親は、口で、行いで、理不尽な、無理難題を吹きかけてきます。 修行相手ですから、当然なのです。魂を磨くため、親が神様の変わりに、あなたに問題を出してくれているのです。 それに対してあなたは、ぐちゃぐちゃ言う。心でぐちゃぐちゃ思う。 無茶をいう親と、ぐちゃぐちゃ思う子供。 こ
皆さん、「陰陽師」と呼ばれる人がいたことをご存知ですか? 彼らは、この世の「陰」と「陽」を見分けて、バランスをとることを仕事にしていたんです。 今日は皆さんに、この陰陽師になりきってもらって、「バランスを取る」ということを体験してもらいたいと思います。 とはいっても、何のことかわからないと思いますので、 まずは簡単に、辛く、苦しいことを「陰」、楽しいことを「陽」だと考えてみて下さい。 今月から、夏休みが始まりますよね。 陰陽師であるあなたの前に、小学生がやってきま
この世の中は、川の流れのようなものです。 都会を見れば、どんどん新しい建物が建って、ますます便利になっていく。 私たちの暮らしも、昔はなかった冷蔵庫やテレビ、電子レンジなど、次々新しいものが出て、どんどん変わっていく。 テレビを見れば、歌手や芸人や、つぎつぎに入れ替わって、番組も企画も、どんどん変わっていく。 この世の中は、川の流れのように、止まらずにどんどん変わっていくようにできているんです。 私たちの体も、何十億という細胞が毎日生まれ変わって、植物も四季に応じて
今日は、「円の法則」というお話です。 この世の中って、とってもシンプルなんです。 「出したものが返ってくる」ようにできているんです。 例えば、人の為に何か出しましょう、というと、損をすると思っている人がいるんです。 でも、円の法則で言うと、言葉、時間、お金、自分の持っているものを出せば出すほど、ブーメランのように、全て自分に返ってくるようにできているんです。 だから、幸せな人生を歩みたかったら、「人に喜ばれるものを出したらいい」んです。 あなたが今日から覚悟を決め
あなたが運命を良くしたい、幸せになりたいのならば、自分を「華やか」にしたらいいんです。 着飾って、色を使ったきれいな格好をする、髪や身だしなみも整えるということですよ。美しくなれば美しくなるほど、うまくいくようにできているんです。 私達はついつい地味な格好をしがちですが、そこを思い切って華やかな格好をしたら、人生がどんどん良くなります。 特に人と関わるときは、華やかであることがとても大切なんです。 今日は、華やかにすると運命が良くなる理由をお話したいと思います。 例
今日は、病のさとしというお話です。 天理教の教祖、おやさまは、はっきりと「病のもとは心から」と仰っています。 この考え方は、今や様々な所で聞きますよね。 お医者さん、心理カウンセラーや宗教家、コンサルタントなど、人助けを積み重ねた人たちは、口を揃えて「心のあり方が病気をつくる」と言うんです。 今日は「病のさとし」という考え方をご紹介したいと思います。 まず、本当の意味で健康な人は、基本的に悩んだりしていません。頭の中がクリアで、スッキリしていると考えて下さい。 心
想像してみて下さい。 この地球は、太陽や月との距離、温度や大気の濃度など、絶妙なバランスを保って成立しています。 地表には何億種類もの生き物が、食べたり食べられたり、上手く生態系を作って、調和しながら生きています。 私達の体の中も、何億という細胞がケンカする事なく、様々に作用し合って、一つの人間を形作っています。 この世は「バランス」が取れて、色んな物事が調和しているからこそ、行き詰まる事なく、発展する事が出来るのです。 今日のキーワードは、「この世はバランス」
私達は毎日、「言葉」を使います。 身近過ぎて意識することは少ないと思いますが、言葉を使えるのは人間だけなんです。 言葉がなければ、これだけ複雑で高度な文明を築く事は出来なかったでしょう。 「言葉」には、我々が思っているより大きな力があるのです。 今日は、言葉の持つ力についてお話をさせて頂きます。 昔から日本人は、「言霊」と言って、言葉には霊力が宿ると考えていました。 簡単に言えば、いい言葉を発すれば良いことが起きて、悪い言葉を出せば悪い事が起きるという考え方です。
今日は魂についての話をします。 透明な水の塊のような「魂」を想像してみてくださいね。 私たちの人生は「輪廻転生」といって、死んだらそこで終わりというわけではありません。体は死んでも魂は生き通しです。何度も生まれ変わって出かわって、成長し続けるんです。 では魂が皆同じように成長してくかというと、そうではありません。成熟している魂もあれば、まだ経験の足らない魂もあります。魂の成長の度合いには、個人差があるのです。 魂が成熟した人は、何度も生まれ変わる中で沢山のことを学んで
皆さんには、お気に入りの場所ってありますか? 行くと、清々しい気持ちになったり、心が落ち着いたり、安心出来るような場所を、思い浮かべて見て下さい。 私は、神社やお寺に行くと、清々しい気持ちになって、心が落ち着きます。 例えば、奈良の春日大社、三重の伊勢神宮、京都の清水寺などが、有名ですね。 今の時期なら、空気が澄んでいて、紅葉が綺麗なんです。 境内地に入ると、砂利は綺麗に整えてあり、庭木は綺麗に剪定してあって、社屋は古いながらも手入れが行き届いています。凄いところに