52ヘルツのクジラたちを読んで
読み始めたら止まらず、一気読みしたこの作品。
町田そのこ著
『52ヘルツのクジラたち』
私は、小説は昔から好きでたくさん読んできたし、たくさんの名作に出会ってきた。
その中でも、この作品は五本指に入る名作だと思う。
とても難しいテーマを複数扱っている小説。
だから、読んでいる時も、胸がぎゅっとつかまれたように痛いし、心がきしむし、体も緊張するし、目をそらしたくもなる。
けど、一気読みしてしまうほどに引き込まれて読み進められる。
きっととても丁寧に一つひとつの言葉が紡がれているからだろう。
そして、人への愛にあふれている。
それが、常に根っこに流れているように感じるからだろう。
この夏休みのおともに、たくさんの人に読んで欲しい。
世界がもっと優しくなるように願って。
本当は、世界はもっと美しいはず。
私は私のできることを一つ一つ精一杯やり続けたい。
あなたもあなたのできることを、何か一つでも。
そして、もしそんな仲間と出会いたい、一つでもできることを見つけたいと思ったら、ワールドワークに一緒に参加しましょう。
きっと、世界への扉が開かれるきっかけになるはず。
ワールドワーク2024
〜葛藤・対立を変容させていくための対話促進アプローチ〜
「ジェンダー・セクシュアリティ」をめぐる様々な声
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