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私が、本屋さんを開くなら
もしも本屋さんを開くなら、こじんまりした店構えにしたい。紅茶が好きだから、紅茶の飲める喫茶コーナーのあるブック茶店がいいかも。
でも、学生時代によく通った大型書店も好きだった。レジカウンターの装飾が重厚で、本屋さんというより、高級なレストランみたいだった。あのレジに並ぶだけで、なんだかとても高尚なことをしている気分になったなぁ(あの頃はマンガコーナーばかりに通い詰めていたから、手にしているのはマンガばかりだったことはヒミツ)。
あとは、駅ナカや駅チカの本屋さんもいいな。高校生の頃は地元の駅の本屋さんで、迎えに来てくれる母親を待っている間によくブラブラしてた。結婚してからは、夫との待ち合わせに改札を出たところにある本屋さんをよく使っていた。
う〜む。実に悩ましい🤔
もう全部つめこんで、
駅チカにあって、紅茶が飲めるカフェ併設で、重厚感のある、こじんまりした本屋さんにしよう!
どんな本屋さんになるだろう?
めちゃくちゃだけど、ちょっとワクワクする。
そこには、どんな本を並べようか。
私のお気に入りを推し売りしようかな。
まずは『人生を狂わす名著50』を推したい。
読むのが楽しみすぎて、でも読んだら終わるのが寂しすぎて、読むのをガマンして3年もかけて読んだこの作品。
次に推すなら、『守り人シリーズ』かな。
中高から大学時代にかけて追いかけていた作品。世界地図を広げてどのあたりか探してしまいそうになるくらい、精緻につくりこまれている。チャグムやバルサにタンダたち全ての登場人物が、この世の中には存在せず、物語にしかいないというのが信じられないぐらい。みんなの生き様に圧倒される。
これも推したい。
『都会ののトム&ソーヤ』シリーズ。
主人公の内人と創也と同じ中学生の頃から読んでいるシリーズ。気づいたら二人より大人になってしまったけれど、いま読んでもドキドキワクワクさせてくれる物語。そろそろ、物語の幕が下りそうな空気が出てきていて、寂しいような、どう幕を下ろすのか早く読みたいような、まだまだ目の離せない作品。
まだまだ並べたい本はいっぱいあるのだけれど、今日のところはここまでにして、またいつか本屋さんを開くときに。