なつのなみ

会社員の日記

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最近の記事

「自分は生まれてこなければよかった存在なんだ」と自ら価値を投げ捨てることは、仮にそれが不正解だったとしても長く自分を苦しめたものから一時的に解放してくれる救いになることがある

    • パン、うめぇ〜〜〜

      • 排水溝掃除

        口にすると涙が出るような言葉は 重たくて腹に溜まると苦しい。 まるで悲しみや後悔、嫌悪感が混ざった 汚い毛玉のようなもの。 放っておくと次から次へと絡まるから 定期的に掃除しないと苦しくて仕方ない。 だからそろそろ… 死にたい。 消えたい。 いなくなりたい。 これは気軽に口にしてはいけない言葉。 でも吐き出すことで生にしがみつけるなら もうそれでいい。 少し呼吸が楽になったので 寝る準備をすることにしよう。

        • 夏フェス

          爆音が鳴り響く山の中。 出会ったアーティスト達は全員汗まみれで 彼らも音楽も生き生きとしていた。 “音”を”楽しむ”ための最高の場所。 スマートフォンで検索するより 何倍も素敵な「はじめまして」だった。 #夏の1コマ

          【同棲短歌】なまえ

          「ところでさ  あなたの名前  なんだっけ。」  同棲4年目  …のはずなんだけど

          【同棲短歌】なまえ

          ドーナッツとスティックシュガー

          朝のセブンイレブン。 「あれ?新商品?」 レジ横で見つけたのは目新しいドーナッツ達と 『お店で揚げたドーナッツ!』のポップ。 まんまと甘いものの口になった私は チョコ味を買うことにした。 レジで注文すると、まだ不慣れなのだろう、 店員さんがマニュアルと睨めっこし始めた。 じーっと眺めた後に棚から出してきたのは 1本のスティックシュガー。 ( …?コーヒー頼んでないぞ?) チラッと店員さんを見ると、 彼女も何故か不思議そうな顔をしてる。 (( ………?)) レ

          ドーナッツとスティックシュガー

          【同棲短歌】罪悪感

          八つ当たり 優しくされて 罪悪感 生理のせいだと 逃げてごめんね

          【同棲短歌】罪悪感

          同じ星の宇宙人より

          たまにピピピッとくることがある。 「この人、私と同じ星の宇宙人だ」と。 全てを言葉にせずとも 理解できたり、してもらえた時。 口下手な私にとって、そんな相手は貴重だ。 見つけた瞬間、まるで知らない土地で同郷の友を見つけたかのように気持ちが昂り、本能のままに言葉を投げる。 『◎△$♪×¥●&%#?!』 ※私はこの時の自分を『宇宙人モード』と呼んでいる。 すると、相手からも魂が宿った強い言葉が返ってくる。 わかる…わかるぞ!! 自分たちの心地いい言葉を使って 通信

          同じ星の宇宙人より

          折り畳み傘

          ワンプッシュで開閉できるタイプの 折り畳み傘。 駅に着いたのでいつも通り 片手でバッッと閉じると、 「え、なにそれ、かっけぇ。」 後ろの先輩が言った。 ちょっと嬉しくなって きれいに畳んでからもう一度ババッと開いて見せた。 ドヤ顔で振り返る。 先輩、無視。 え、なんで?

          Magnolia/黒木渚

          大好きな黒木渚の新曲がリリースされた。 「Magnolia(マグノリア)」 初めてこの曲を聴いたのは、さめざめの単独ライブ。黒木渚はゲストとして参加しており、ライブが始まると最初にステージに立っていた。 「あなたの罪悪感を漂白する」 そういった彼女は、まだリリース前のマグノリアをピアノ演奏で歌い始めた。 * 私は自分が嫌いだ。 現代にはこういう人間が星の数ほどいる気がするが、ここ数年で少しずつ自分自身との距離を縮めてきた私にとっては、ひょいっとスタート地点に戻っ

          Magnolia/黒木渚

          マイペース街灯

          ぱっと空を見上げると 青い空に鮮やかなオレンジ。 少しの違和感を抱きつつも 絵画のような美しさに見惚れた。 出会えた喜びにニヤニヤしながら 心の中で声をかけてみる。 (お〜い!  もう朝ですよ〜!) 夏至が近づいたある日の朝。 他の街灯はとっくにお休みしてるのに マイペースな奴。

          マイペース街灯