小児愛者のマイケル・ジャクソンについて考えてみた。
私はいつも、問題に目が行くと必ず原因があるので一度関心を持つと、いつも「なぜ??」と考えまくる癖がある。
今回考えてみた"小児愛者"についてもそうで、主にマイケルジャクソンの事が気になってたので少し考えてみた。
自分には、マイケルジャクソンは慈善活動に精力を尽くしていて、本当の善人にしか見えなくて、愛に溢れた人だったから、「児童虐待なんて...!」と謎を紐解けてませんでした。
マイケルの壮絶な過去
当時のマイケルジャクソンの過去の家庭環境や売れた後の経済状況、人間関係などを考えてるとすごく感慨深かった。
というのも、マイケルジャクソンはたしか9人兄弟の7番目で生まれ、シンガーになることが夢だった父親の意向でジャクソン5という音楽グループに入る。
しかし、父親のマイケルに対する行き過ぎた言動は、虐待と言えるものでしかなかった。
父親は自分の夢を子供に押し付け、何としても実現させようとしていた。
そして、マイケルジャクソンは鼻をいつも"デカ鼻"と言われて、それが原因で整形依存をしていたと言われている。
そして、当時のマイケルジャクソンは、父親を見ると嘔吐してしまうくらい追い詰められていたのだという。
本当に当時の気持ちを考えるといたたまれない。
誰もが知るスーパースターが、家庭の暖かさをよく知らずに育ったことがよくわかる。
そんな過去から、いろんな慈善団体に多額の寄付をしていたのも頷ける。
幼少期に辛い思いをしたマイケルは、周囲の人の発言からもあるように、人の気持ちがよくわかる愛に溢れた人だったのだと思う。
辛い誰かの気持ちを汲み取り、純粋にその人を助けたかったのだと思う。そして、自分の存在意義を確かめるように、寄付をしていたんではないかと思う。
そしてマイケルはジャクソン5の中でもあっという間に売れっ子となり、経済的にも稼ぐようになった。
当時、経済的に稼いでいたマイケルに、身内が集ってきたのだと思う。
マイケルジャクソンが亡くなった後の遺言書の中に父親の名前がなかったことで、父親が裁判を起こしているくらいだから。
だから売れてた当時のマイケルジャクソンは信頼における人が中々周りにいなかったのだと思う。
孤独だったスーパースター
そして、最近Netflixでも配信しているドキュメンタリーを見ても、マイケルジャクソンが当時スーパースターで人気の絶頂だが孤独だったことが伺える。
そのドキュメンタリーは、7歳の頃から7年間ほどマイケルから性的虐待を受けていたという男の子とその家族が当時の様子を語っている。
しかし、家族は誰一人マイケルジャクソンが我が子を虐待していたとも予想もしておらず、全幅の信頼を置いていたことがわかる。
では、なぜマイケルは小さな男の子を性の対象として見てしまったのか?を考えてみた。
身内ですら誰を信じて良いのかわからないマイケルには、男女関係なく、生まれて間もない純粋な子供が信頼に値する存在であり、愛を注げられる対象だったのではないかと思う。
そう推測して考えてると、愛は信頼の上でしか成り立たないことが改めてよくわかる。
「父親が欲しかった。」
マイケルはしばしば、「父を愛していたが、父を理解していなかった」と語った。2001年、オックスフォード大学での講演で、マイケルは父を「経営の天才」と呼んだ。
最後まで、ジョーは子供たちを正しく育ててきたと主張した。彼はこう語っている。
父親が、マイケルが亡くなった後もこんな発言をしているのだから、人間は中々変われない事がよくわかる。
そして、家庭の問題ほど根深いものはないと改めて思う。
父親も良かれと思ってやった教育で、それが子どもを心底傷つけたことにも気づいていないというか、共感性も欠如してしまっているのではないかと思う。
こんな複雑な問題が多い時代なのだから、改めて自ら考えて行動する力を養うことや、哲学が必要だなと、小児愛者について考えてみて感じた。。
マイケルジャクソンは個人的に思い出深い歌があったので好きだったのと、たまたま自分の誕生日に亡くなっていて感慨深いものがあったので考えてみました。
読んでくれた方ありがとうございます。