秋のはじまりに思い出す、ヴェネチアの夏のこと
水の都として名高いヴェネチア。たくさんの運河があって、その上の橋には、こんな南京錠がちらほらついている。
わたしもゴンドラに乗ってみたかったけれど、ひとり旅だったこと、乗船代があまりに高いことで諦めた。でも、船をこぐお兄さんやおじさまたち、みんなかっこよくて素敵だったなあ。あのボーダーのシャツがほしい。
暑くて逃げ込んだ、世界最古のカフェにて。アイスと生クリームが乗ってるのに、砂糖がたくさんついてくるところ、イタリアらしい。
サン・マルコ広場で食べた、イタリアンジェラート。ほんっとにほんっっとにおいしすぎた…!わたしが今まで食べていたアイスはなんだったの?と思ってしまうくらい。
ヴェネチアは、路地裏がいちばんかわいくてときめく。
だってただのホテルの看板がこんなにかわいいんだよ?信じられる?
もう一度訪れた世界最古のカフェ。今度はこのお店が発祥とされている、カフェオレを。夜になると外からクラシックの演奏が聴こえてきて、夢みたいに素敵だった。
ホテルの部屋に備え付けてあったコーヒーとお菓子。朝ごはんの前に、お行儀悪くパクり。実はコーヒーをもつ手が重くて震えています。笑
鐘楼へ登るエレベーターのドアが開いた瞬間、その場にいた全員が感嘆した。こんな景色を見ていたら、わたしまで夕焼けのオレンジに染まってしまいそう。
日が暮れると、青くて美しい夜のはじまり。
ヴェネチアを後にする日の朝。こんなに名残惜しい朝、はじめてだったよ。
世界はそれを愛と呼ぶんだぜ