すごいビジネスパーソンのアウトプット術
noteさんの、「#ニュースを読んで書く」のイベントを視聴しました。
いつもnoteで記事を拝読している、『1分で話せ』著者の伊藤羊一さんと、サイバーエージェント・専務の石田裕子さんのトーク。
イベントからの学びをまとめておきます。
こちらが私が描いたメモです。
1インプット、1アウトプット
サイバーの石田さんは、日経COMEMOのコラムを書かれていますが、このコラムを書くようになってから、アウトプットの効果を感じているそうです。
いま世の中には膨大な情報があふれていて、情報過多の時代。
このなかで必要な情報をインプットする秘訣は、1インプットしたら、1アウトプットする。
それにより、3つの効果があるそうです。
①インプットの価値が上がる
素通りしていたインプットが、アウトプットで血肉になる。
②視野が広がる
アウトプットするときに、複数の視点から文章を書いていくため、視野が広がる。
③新たな情報が入る
情報は出せば出すほど、入ってくる。
モデレーターの徳力さんが「昭和は、情報は隠し持つものだった。でも令和の時代は、情報は出せば出すほど入ってくるものになった。」とおっしゃっていました。
自分の意見を明確にする
伊藤さん、石田さんの共通点は、「自分の意見を明確にする」。
今回のテーマは、ニュースを読んで書く。
なにかニュースを読んだときに、
・自分だったら、どう思うだろうか?
・自分の仕事に置き換えてみたら、どうだろうか?
・自分だったら、どうするか?
と自分ゴト化して、自分の意見を明確にする。
考えてみると、学校でも職場でも、どちらかというと「自分の意見を明確にしない」ことを良しとされてきた気がします。
石田さんいわく、情報発信に関わらず、自分なりの視点、自分なりの意見をミーティングでも言っていくのが大事。
それを入社して最初のほうから意識してされてきたとか。
そのために、自分がなにが得意なのか?どんな強みがあるのか?を自己認識する。他者の強みについても、「あなたには、こういう強みがあるよ」とちゃんと伝えるのを大切にされているそうです。
ちなみに、「書くネタがない」という悩みについては、お二人とも無いようです。
「書くネタがない」のは、自分の意見を明確にする練習が足りてないからかなと思いました。
ニュースを読んだときも、自分の意見を明確にすると、ネタになる。
たとえば、Z世代の教育事情のニュースを読んだとき、「Z世代の彼らに、選ばれる企業になるには?」とか「Z世代の仕事観とは?」といったテーマで、自分の意見を明確にする。
配慮はするけど、遠慮はするな
「自分の意見を明確にする」と、炎上が怖いという話があります。
伊藤さんは、いつも自分のご意見を明確にし、発信されていますが、
「配慮はするけど、遠慮はするな」とアドバイスされていました。
配慮とは、「色んな意見はある」と理解すること。
・複数の視点を持つ
・批判するなら代案をだす
遠慮しないとは、「自分の意見をきちんと言う」こと。
・ていねいに伝える
・論理的に伝える(ロジックがちゃんとしているか)
・表現に注意する
・自分のスタンスを明確にする(Aか、Bか、自分の立ち位置を明確にする)
今回のイベントテーマが、「ニュースを読んで書く」だったのですが、これを機会に実践してみようと思いました。
ありがとうございました。