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弱い自分と向きあった1年だった。#わたしのアップデート

このnoteは、母親アップデートコミュニティ公式のアドベントカレンダー「私のアップデート2020」の記事です。

今日は、クリスマスです。

今年初めて「アドベントカレンダー」を知り、クリスマスまでに記事を1つずつ大切に開けていく楽しみがありました。今日でラストとなるのが、さみしくなってしまうくらい、12月の毎日の楽しみになってたんです。

母親アップデートコミュニティ(HUC)のメンバーから、「アドベントカレンダーがあるらしいよ!」というツイートをもらい、正直この企画をやるかどうかを悩みました。

「アドベントカレンダーで記事を書いてくれる人がいるのだろうか。。」「手を挙げてくれる人が少なかったら、さみしいよな。。どうしよう。。」

そんな臆病な感情が混ざり、数日のあいだ考えて、募集できずにいました。

もしかしたら、「え、そんなことで?」と笑われてしまうかもですが、、

どんどんチャレンジを進められる時もあるのですが、自分の臆病さが前に出てきてしまってアクションできない時もあります。この後者のモードにいた私。

でも、そんな私の背中をいつも押してくれるのが、コミュニティメンバーのみんなです。

思い切って募集をかけてみて、毎日「だれが手を挙げてくれるんだろう?」と不安と期待が入り混じっていたのですが、なんと25日のカレンダーで埋まりきらないくらい、手を挙げてくれる人がいました。(涙)

⬇ それぞれの記事は「Advent Calendar 2020」の横にある矢印をクリックすると、出てきます。

ひとつひとつの記事には、ひとりひとりの思いや、リアルな葛藤、ストーリーが詰まっていて、「あー、読めて良かったなー」と、しみじみと思っています。

全部もういっかい読み返したい

「まだ読んでないよ」という方は、1記事でも良いので、ほんとに読んで欲しい。

成功ストーリーは世の中に溢れているけど、身近な人の体験談やストーリーの方が励まされるし、「私にもできるかも」という思いが湧く。

書いてくれたみなさんに、この場を借りて改めて感謝です!

さて、前置きが長くなってしまいましたが、「わたしのアップデート」をテーマに、私も書いていきます。

弱い自分と向きあった1年だった

思い返せば、私の2020年のテーマは「未知」でした。

私はというと、大きなチャレンジをするタイプではなく、目の前に見えている道(レール)を着実に進んでいくタイプ。最近ではよく「レールに乗る人生は、どうなのか?」という話も聞くし、変化の激しい時代に、それはリスクがあるよねということも分かっている。

そんな自分を鼓舞する意味で、「未知」をテーマにしました。

これまで食わず嫌いして「苦手」と思い込んでいたことにもチャレンジし、同時に自分の弱さとも向き合う1年でした。

「未知」って、「弱い自分(見たくない自分)と出会い直す」ことだったのかと思ったりしています。

1月:

HUC 1周年イベントの前日にNewsPicksの番組「WEEKLY OCHIAI」の収録に参加。これを優先し、予定していたシリコンバレーのリーダーシップ合宿は直前で断念することに。

この番組では「ジェンダーギャップ」がテーマで、ネガティブな反応も多く、すごく悔しい気持ちが今でも蘇る。
HUC 1周年イベントとその後のSNSでの一連の反応から、「私たちの活動は、社会的に意義があることなんだ!」と新たに気づき、「この輪を広げていきたい」とシンプルに思った。

未知の価値をつくるプロジェクト「SHIBUYA QWS」でプレゼン

「TED風にお願いします!」とか簡単そうに言ってくるけど、「そんなのできないでしょ」と格闘しながら、プレゼンが苦手なので、100回練習して挑む。

HUCの価値をどう表現するか?言葉を磨く、良い経験となった。

2月: 

マザーハウスの山崎さんが主宰する経営ゼミに参加。

これまで「経営」について考えた機会がなかったので、自分の無知や、できないところに愕然とする。

3月:

ロンブー田村淳さんの「挙手の会」飲み会に参加。HUCのことを話せた!

「手を挙げる」ことができなかった悔しさと、そこからミーハー心も相まって、挽回できて、「こんなことが人生に起こるんだ」という感覚。

HUCのドキュメンタリー動画が完成。

私みたいな「普通で地味」な人間が話すことも、もしかしたら意味があるのかもしれない。

4月:

緊急事態宣言からの「STAY HOME」で、これまでやれていたことが出来なくなる。毎日のリズムも狂う。

引きこもり生活に、気分が落ち込む。
そんななか、助けてくれたのがHUCのストレングスファインダー部。「自分の個性に栄養をあげよう」とアクションできるようになった。

『シン・ニホン』の本と出会い、HUCで朝6時からの「読書会」を始める。

5月 :

「母親アップデートWEEK」で1週間のオンラインイベントを実施。私も認定を取得して、絵本制作ワークショップをやってみた。

"「母親アップデートWEEK」がまぶしすぎて直視できない"という投稿をいただき、考えさせられる。

『シン・ニホン』読書会の最終回で、みんなのファーストアクションに触発される。

吉岡マコさんのリーダーシップトレーニングをHUCメンバーで受講。人にとって、最大の恐怖は「闇」ではなく「光」という話に、ぐっと来る。

6月

『シン・ニホン』アンバサダーの読書会に参加。並行して、『シン・ニホン』の読書会も主宰を始める。

「SHIBUYA QWS」での2回目のプレゼン

「STAY HOME」で下がっていた気持ちを挽回するのに苦労した。とても人前でプレゼンをやり切れる自信がなくて、HUCメンバーに何度も練習に付き合ってもらい、何とかやり切れた。

原体験ワークショップを始める。25名の方と、1対1でワークショップを実施し、「母親」の価値観は、子どもに影響があることを実感。

HUCの活動の意義を改めて感じるキッカケに。

7月

経営ゼミ最終回でのプレゼン。

自分のなかで「足りないところ」が浮き彫りになり、悔しい思いをする。帰りの電車でも涙が止まらず、マスクで隠しながら帰った。

一般社団法人化を決意し、準備を始める。(自分の足りないところは、補ってもらいながら進める必要があることを実感。)私と向き合ってくれる理事メンバー、HUCメンバーには、ただただ感謝です。

HUCメンバーに一般社団法人化の説明。この説明会zoomは、参加してくださる方がいる限り続けようと思い、結果的に7回実施することに。

念願だった、花まる学習会の高濱先生との対談イベント

「HUCのことは、応援すると決めているから」

HUC 1周年イベントでのメンバーの1分ピッチ(1分で、自分のアップデートをプレゼン)が、高濱先生の心の中に深く響いたことを知り、感動する。

8月 : 

一般社団法人母親アップデートを設立。

この日にHUCメンバーがしてくれたサプライズは、一生忘れない思い出になった。

9月 :  

HUCで初めての新規メンバー募集。

会費制への移行や、プロセス作り。運営チーム始動。

HUCで制作協力したホリエモンの日めくりカレンダーの発売

AERA with Kids』でHUCが特集される。

10月 :

2年間続けていたブログを、毎日更新するのをやめる。

本田圭佑さんが主宰する中高生向けオンラインスクール「Now Do」で登壇させていただく。

色んなイベントに登壇させていただく機会が増え、ありがたい。でも、対外的には「良いことを言わなければいけない」自分と、自分の内側とのアンバランスさを感じ、日に日に分離していく。

うまく言葉にできないのですが、、

このとき実は、HUCとの向き合い方も少し見失っていました。

「代表」としてやるべきことを全然やれてないし、ネガティブなところ、「無い」ことばかりに意識がいってしまう毎日。

こんな自分が、HUCのイベントに出ていいのだろうか。。
どうやってメンバーのみんなと向き合っていけばいいのだろうか。。

そんな時に、HUCメンバーがふと家に届けてくれた缶コーヒーのメッセージに励まされる。

もったいなくて、まだこの缶コーヒーは飲んでいません。

11月 :

「考えている」というか、しばらくの間、思考停止になっていたような気がします。

なつみっくすは、「土」をつくっているんだよ。

そう言ってくれたメンバーの一言が、身に沁みる。

すごく地味だけど、大切だなーと思ってることなので、うれしかった。

こんな時は「初心に帰ろう」。

コミュニティを始めた時の気持ちを思い出しながら、少しずつHUCのランチ会やイベントへの参加を増やしていきました。

喩えるなら、「やっぱり素振りが大切だよね」という感じで、ホームランやヒットを打てなくても、自分のできることに目を向けて、とりあえず素振りを続ける、そんな感覚です。

サントリーさん向けのイベント(1回目2回目)を実施できました。

12月

HUCには、「誰も否定しない」というたった1つのルールがある。

1周年イベントで、高濱先生を始めとする皆様に、このルールのことを評価いただき、対外的にもこのルールのことを言っていただく機会が増えました。ほんとにありがたいことですが、と同時に、このルールに苦しんでいたこともありました。

「誰も否定しない」が対外的に評価されるのに比例して、できていない自分と、どんどん分離していくというか。

取材いただいた記事の見出しに使っていただくだけで、胸がざわつく。

「もうやめてくれー」と心が悲鳴をあげる。

このルールを使うのをやめた方が良いんじゃないかと思った時期もありました。

ルールとして設定していて、決してこれを私自身が実現できていると思っていた訳でもないですが、そう言っているように受け取られるんじゃないかと。

もう、それは仙人の域だと思うんです。

「誰も否定しない」は、すごく難しいことで、一生かけたテーマなんじゃないかなと思っています。

だからこそ、このテーマを掲げて、ディスカッションしながら、コミュニティとして試行錯誤していくことに意味がある。

というのが、1周まわって、今いまの結論。

今年の初めに読んだときに、あまりぴんと来なかったのですが、最近再読して、じわーっと来たのが、『メンタルモデル』の本です。

この本からの気づきは、

「愛」とは、「受容」である。

良い、悪いでもなく、
好き、嫌いでもなく、

まずは自分を受容し、他者を受容すること。

これが、2020年の #わたしのアップデート です。

私に関わってくださっているみなさんに、感謝の気持ちをひとつひとつ感じながら、このnoteを書きました。

ここまで読んでくださって、ありがとうございます!





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