あるものを見つめてから、ないものに目をむける
こんにちは、ナツミ(@natsumi_smile)です。
30日間noteを連続投稿するチャレンジ #note1000knock、 いよいよ今日で30日め、ラストデイです。
わたしはこの30日間のトライで【自分を大切にする】をテーマにnoteを毎日書いています。
(マガジンはこちら。)
noteも【自分を大切にする】というテーマも、今後も書き続けていくと思いますが、#note1000knock はとりあえず完走です!
この30日間、一緒にトライしてくれた仲間
いつかさん(@iiiii_tsu)
佐賀慶太郎さん(@saaaaaaaga)
井上太治朗さん(@taijiro)
と、
読んでくださった方に、たくさんありがとうを伝えたい。
本当に感謝しています。ありがとうございます。
さて、昨日は「自分の可能性にも望みにも制限はかけない」について書きました。
~まとめ~
1.無意識に、自分の可能性に制限をかけている。
2.高望みすることを自分に許していい
3.高望みすることは、がんばればそれができると自分を信じること
4.自分の可能性を決めつけず、自分の心に素直になって
5.無意識に、成長し続けないといけないと思っている。
6.自分が成長を望まないなら休んでもいい
7.大切なのは、高望みをしてもいいし、しなくてもいいと、自分を許せること。そして素直に「これが自分の望みだ」と言えること。
8.どんな望みだろうと、自分を信じて向き合おう
今日は「ないものに目を向ける前に、あるものを見つめよう」というお話です。
1.何か足りない・欲しいと感じたら、まずやること
物理的なモノでも、精神的なことでも、何がが足りないと思うときがあります。
もしかしたら、何かが足りないと「思い続けている」と言ったほうが正しいかもしれません。
短期的に欲するもの(たとえばバッグとか、食事とか)も、もちろんあるのですが、人は常に何かを欲して生きていると思います。
やりたいことがある = 今できていないことを、やりたい。
ほしいものがある = 今は持っていないから、ほしいと思う。
自分のことが嫌い = 足りないものがあるから、好きになれない。
(手放したいものがある、もありますが)
もっとお金が欲しい、新しい自分になりたい、インフルエンサーになりたい、嫌な友達から離れたい、夢をかなえたい・・・わたしたちは、何かを欲するのが当たり前になっていて、今の自分に「ないもの」を追いかけがちです。
何かを欲し続けるということは、「ないもの」を見つめ続けること。
でも、「ないもの」を見つめ続けると、本当に自分が何も持っていない人のような気がしてきてしまいませんか?
すごく家族から愛されているのに、彼氏がほしくて遊んでばかりの人。
すでに生きていくのに十分なお金を持っているのに、稼ぎたくて家族を顧みることを忘れてしまう人。
そんな人たちは、「ないもの」を見つめすぎるあまり、今「あるもの」に目がいかなくなってしまった人たち。
誰だって、そんな状況に陥る可能性は十分にあります。
だから、何かが足りない・ほしいと思ったときには、今「あるもの」、つまり自分が持っているものを見つめてから、欲しがってほしいのです。
2.あるものを見つめることは、あるもので我慢することじゃない
今「あるもの」を見つめることは、「あるもので十分でしょう。こんなに持っているのにまだ贅沢を言うんですか。ないものねだりはやめなさい」ということではありません。
「あるもの」をきちんと認識して、自分がきちんと持っているということを感じることが、「ないもの」がなくたって自分は豊かであると感じることにつながります。
「ないもの」がなくたって、自分は今でも十分にしあわせだと感じてから欲しがることが重要だと思うのです。
欠落感から焦りから、欲しくもないものを欲しがったことはありませんか?
本当はほしくないけど雰囲気や勢いで手に入れて、そのあと使わなかったことはありませんか?
一度「あるもの」を見つめることで、自分のしあわせ度を客観的に見ることで、そんな焦りや勢いをおさめることができます。
そのうえで「やっぱりやりたい!」「ほしい!」と思うものは、素直に欲しがったり、真摯に取り組めばいいと思うのです。
3.しあわせ感度が低ければ、どれだけしあわせが押し寄せて来てもわからない
今「あるもの」を見つめたときに、もし全然しあわせを感じないとしたら、もしかすると「しあわせ感度」が低い状態にあるかもしれません。
まず住むところがあって、着るものも食べるものも寝るところもある状況が、すごくしあわせです。
スマホがあって、つながろうと思えば人とつながれたり、ほしい情報が手に入ることもしあわせです。
自分が本気で望めば、いろいろなことを叶えられる今の時代に生きていることもしあわせです。
「ないもの」もありますが、たくさん持っているものもあるはずです。
それに気づけなければ、この先もっとたくさんのしあわせが押し寄せてきても気づくことはできないでしょう。
しあわせは「なる」ものじゃなくて「感じる」もの。
たとえば同じ職場で同じ仕事をして同じ嫌な上司の対応を強いられている人がいるとしましょう。
一方は上司が嫌で愚痴ばかり、頭がそのことでいっぱいで毎日が楽しくなさそうです。
もう一方は上司は嫌だけど、それ以外のことに目を向けて満足しているから、いつも笑顔で過ごしています。
こういう状況、目にしたことがある人もいるのではないでしょうか?
二人の違いは、しあわせ感度の違いだと思います(もちろんプライベートの違いもあるかもしれませんが ^^)
「あるもの」に目を向けて、そこからしあわせを感じ取る。
そうすることで初めて、「ないもの」に対してもポジティブに取り組めるような気がするのです。
4.自分を大切にすることで、しあわせ感度は上げていける
もし今「しあわせ感度」が低い状態だとしても、自分を大切にすることで必ず感度を上げていけます。
自分を大切にすること = 自分の声をしっかり聴くこと
自分の声を聴き、自分を見つめることで、自分が持っているものにも目が行きます。一度「あるもの」に気づくと、少しずつ、でも確実に、どんどん気づく力がついていきます。
そして「しあわせ感度」が上がることで、より一層自分のことを大切にしていけるという、しあわせサイクルが生まれます。
何かをほしがる気持ちの裏には、もしかすると「もっとしあわせになりたい」という気持ちがあるかもしれません。
もしそういう気持ちから生まれる「ほしがる」なら、しあわせになれば「ほしがる」こともなくなるのだと思います。
「ほしがる」ことはダメなことではありません。
でも「ほしがる」ことに少しでも苦しい気持ちを感じる瞬間があるのなら、一度「あるもの」に目を向け、「しあわせ感度」を上げてみることにトライしてほしいと思います。