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新米情シス 2024年行ったことの振り返り編
この記事は「Corp-engr 情シスSlack(コーポレートエンジニア x 情シス)#1」の13日目担当となります。
昨年の記事はこちら
ご挨拶
はじめまして、多分きっとおそらくMaybe新米情シス兼学ますPのなっちです!
本当は「Copilot」について書こうと思っていたのですが、初期展開で行き詰まってしまい、今回はその話は一旦お預け。代わりに、この一年でやったことの振り返りをしてみたいと思います。
学マスではことね推しです。
① 大規模PCリプレース
3ヶ月という期間で、全社半数に当たる200台以上のPCを選定から入替まで完了させました。もちろん、キッティングの自動化がなければ到底こなせませんでした。
詳しい自動化の取り組みについてはこちらの記事をご覧ください。
さらに、既存のActive Directory(AD)には10年以上GPO(グループポリシーオブジェクト)が未設定だったため、新規構築を行いました。
「何のためのADやねん!」とツッコミたくなりましたが、無事設定自動化へ寄与しています。
② ジョーシスの導入と展開
近年、デバイスやライセンスの管理が煩雑化し、一人では手に負えなくなったため、資産管理ツール「ジョーシス」を導入しました。
運用開始から1年が経ち、資産管理が効率化しただけでなく、請求処理や予算管理などにも役立っています。
③ DMARCへの対応
今年はメールトラブルに悩まされました。完全に未知の領域でしたが、情シスSlackを参考にしつつ解決。
これをきっかけに、DMARC対応の知識を深められました。経験談はこちらで共有しています。
④ 現場管理SaaSを情シス管理下へ
現場で管理されていたSaaSを情シスの管理下に移管しました。ライセンスの棚卸や最適化を行うことで、コスト削減や即時対応可能な運用を実現。
これにより、現場は本業に集中でき、会社は経費削減、情シスは管理の透明化と「三方よし」の結果を生み出せたと思います。
詳しい取り組みはこちらから。
⑤ 現場の業務改善
効率が落ちていた現場業務の改善にも着手しました。
ブラックボックス化していた業務フローを整理し、アジャイル形式でシステムを改造。PDCAを繰り返すことで、現場と一体となりながら実現可能な改善を行えました。
⑥ 新しい業務システムの構築
現在進行中のプロジェクトですが、基本設計から詳細設計まで関わっています。現在は開発期間中のためお休みフェーズです
要件定義の段階から火種が見え隠れしており、設計段階では利害関係者との調整に苦労しましたが、情シスSlack先輩方のアドバイスを受けながら乗り越えています。
後半ではベンダーとの調整や、社内利害関係者との協議・進行・各種合意形成、全体のタスク管理等を任されていました。(気がついたらやっていました) 現場が楽になれば自分はOKです
初めてのプロジェクトが炎上していい経験でした(白目)
その他にも領域外の広報的な役割にも関わりました。直接現場に触れることで新しいアイデアが生まれ、挑戦の幅が広がった一年でした(領域外です。ここ重要)。
生成AIの社内活用推進や来年も多くの課題が控えていますが、この経験を活かしてさらに成長していきたいと思います!