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今月読んだ本(2021.3)

2021年3月に読んだ本のまとめ。
レポート課題用に読んだ本が多め。

1.川村邦光『民族文化論』第4版、京都造形芸術大学、2007年。

「文化研究1」のテキスト。
別の科目のレポートのために再読。

2.西垣通『生命と機械をつなぐ知-基礎情報学入門-』高陵社書店、2012年。

「情報」のテキスト。
別の科目のレポートのために再読。

3.エミール・デュルケーム『宗教生活の基本形態――オーストラリアにおけるトーテム体系』〔上〕〔下〕、山崎亮訳、筑摩書房、2014年。
4.エミール・デュルケーム『宗教生活の原初形態』〔上〕〔下〕、初版、古野清人訳、岩波書店、1942年。

ここ数ヶ月の間に読んだ論文で引用されていることが多かったので、ようやく読もうと思って図書館で借りた本。
デュルケームの『宗教生活の基本形態』(訳が古い岩波文庫版だと『宗教生活の原初形態』になっている)は、絶版本なので、古本をがんばって買うか、図書館で購入するかの2択になる。
幸運にも、1942年に出版された岩波文庫の初版の揃えを購入することができたのと、図書館で2014年に出版されたちくま学芸文庫版を借りることができたので、読み比べた。
やっぱり、ちくま学芸文庫版の方が読みやすかったのでおすすめ。
やっぱり、デュルケームの本は、「人に読ませようと思って書いた文章」って感じがするので、古典の中でも読みやすい方だと思う。

5.石倉秀明『コミュ力なんていらない――人間関係がラクになる空気を読まない仕事術』マガジンハウス、2020年。
6.寺田有希『対峙力――誰にでも堂々と振る舞えるコミュニケーション術』クロスメディア・パブリッシング、2020年。

「難しい本だけじゃなくて、元気が出る本も読みたい!」と思ってた頃に届いた2冊。
2冊とも、読んで応援されたような、背中を押されたような、なんだが元気の出る本だった。

7.成田龍一『「故郷」という物語――都市空間の歴史学』吉川弘文館、1998年。

複数科目の参考文献に良いんじゃないかなー?と思って、図書館で借りてみた本。
イメージ通りの中身で、「学際的な知への案内」「社会学」、学科専門教育科目群の履修の助けになりそう。
長く使いたい&読みたいので、図書館に返却し終わった後に購入予定。

8.見田宗介『定本 見田宗介著作集Ⅳ――近代日本の心情の歴史』岩波書店、2012年。

とある科目のレポート用に借りた本。
もっと時間をかけてゆっくり読みたかったので、もう1回借りるかもしれない。

9.加藤徹『漢文の素養――誰が日本文化をつくったのか?』光文社、2006年。

古典日本語のテキスト。
別の科目のレポートのために再読。

他、論文については割愛。

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