今月読んだ本(2021.1)
2021年1月に読んだ本のまとめ。
(図書館で借りて読んだものをもう一度借りたくなった時のためのメモでもあります)
4月から復学するので、課題に取り組むために読んだ本が多め。
1.高谷好一『世界単位日本――列島の文明生態史』京都大学学術出版会。
以前、履修した科目の課題に取り組むために読んだ本を再読。
2.小泉文夫『日本の音――世界の中の日本音楽』平凡社、1994年。
音楽のテキスト。
3.澤崎眞彦・平澤元編『なつかしの音楽教科書――あの小学校6年間がよみがえる』ヤマハミュージックメディア、2003年。
音楽のテキストで、音楽教育について触れられていたので、自分がどんな音楽教育を受けてきたかを思い出すために、図書館で借りて読んだ。
他に読んでいた本が結構難しめのものが多かったので、めっちゃ息抜きになった。
楽譜も載っているので、実際に弾いてみるのも楽しい。
4.田中健治『図解 日本音楽史』増補改訂版、東京堂出版、2018年。
5.田中健治『ひと目でわかる日本音楽入門』音楽之友社、2003年。
(4)の方が沖縄音楽についても扱われていて内容は濃い印象。
(5)の方が判が大きいので、図表は見やすかった。
6.西原稔『聖なるイメージの音楽――19世紀ヨーロッパの聖と俗』音楽之友社、1990年。
7.ミルチャ・エリアーデ『聖と俗――宗教的なものの本質について』風間敏夫訳、法政大学出版局、1969年。
8.宮下規久朗『聖と俗――分断と架橋の美術史』岩波書店、2018年。
「宗教と芸術、社会って、ほんと切り離せないよなあ」と思って、読むことに決めた3冊。
宮下規久朗『聖と俗――分断と架橋の美術史』(2018)は、まだ途中までしか読めてないのだけど、巻末の参考文献リストもめっちゃページ数割かれてて好き。これは買いかなあ。
ミルチャ・エリアーデ『聖と俗――宗教的なものの本質について』(1969)は、表紙から良書の気配を感じたので、買った。
9.ヨハン・ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』高橋英夫訳、中央公論新社1973年。
10.ロジェ・カイヨワ『遊びと人間』増補改訂版、多田道太郎/塚原幹夫訳、講談社、1973年。
いつだったか、古本市で入手して積ん読になっていた2冊。
そろそろ読むかと思って、読んだ。
カイヨワの『遊びと人間』は、ホイジンガの『ホモ・ルーデンス』の影響を受けて書かれた本なので、『ホモ・ルーデンス』を先に読んで正解だった。
11.わたのはらさゆ『Hoytard1996 山岳地帯への旅』改訂版、2019年。
12.わたのはらさゆ『あなたの知らない宮島』改訂版、2019年。
13.わたのはらさゆ『BRANCH_HIROSHIMA』第三版、2019年。
14.わたのはらさゆ『ゴミ処理場の静と動 広島大阪おもしろミラクルルート』2019年。
15.わたのはらさゆ『BRANCH_HIROSHIMA vol.2 DOBASHI』2020年。
16.わたのはらさゆ『敢えてここでいただきます』2020年。
年末にあった学内イベントの後に注文した、わたのはらさゆさんの本。
読みやすい文体だったので、あっという間に読み終わってしまった。
https://watanohara.booth.pm/items/1701052
17.LOCUST編『LOCUST vol.4 特集:長崎への困難な旅路』2020年。
毎号買っているLOCUST。
永井隆、雲仙地獄とハウステンボス、軍艦島が特に印象に残っている。
毎号、どのページもアツいというか、熱量を感じる。
『LOCUST』がnoteでやってる有料マガジン『LOCUST+』も好きで、「ロカスとボイス」とか「名もなきボイス」とかみたいな音声コンテンツは作業のお供によく聞いている。
気軽に聞ける音声コンテンツもあれば、「めっちゃ濃いな!」って感じの連載記事もあって、「月額500円で良いんですか…?」って時々思う。
18.嘉田由紀子『地球環境主義でいこう!――琵琶湖に恋した知事』岩波書店、2008年。
テキスト。
昨年、似たような主張の論文を読んだ記憶があるのだけど、なんてタイトルの論文だったか思い出せず。
たぶん、読み終わった論文BOX(その名の通り、読み終わった論文を閉まっておくための箱)に入ってると思うから、そのうち探して再読する。
他、論文や月刊誌を数冊読んでいるのだけど、論文BOXや資料BOXに片付けた後なので、割愛。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?