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karatchi
夏の終わりに・・
近づく夏の足音をかき消すように
静かに降りしきる雨が
この悲しみの全てを洗い流してくれればいいのに
夜更けに鳴り響く携帯電話が
あなただけを知らせる着信のメロディ
いつも楽しみにしていた筈なのに
季節が変わり夏草の香りが鼻にかかる今でも
分かっているのに消せないでいる
まるであなたに出逢う前の
鳴らない電話に不安にばかりなっていた
あの頃に逆戻りのよう
どんなに遠くにいても離れていても
あなたの心と通じて居たくて
初めてプレゼントし合った携帯電話は今
夜の度に哀しみと切なさを連れてくる
わたしは未だ 変われずにいます
静かに打ち寄せる波が
この胸に残る思い出をさらってくれたらいいのに
この夏が、終わる頃には・・・
Words written in 1995.
from "黒歴史ポエム"
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