遺書No.797 空気嫁というか親切であれ。
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2006.9.16
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物理を超えた距離への情念。
先日、現在分かっている銀河の中にあっても、
史上最高というか最遠、最も遠い距離となる、
128億光年離れた銀河が発見されたそうだ。
確かに魅力的であり、
想像も出来ない程のロマンや神秘が溢れる話だ。
・・・が、しかし。
逢いたいのに会えない遠距離恋愛の方が、
余程大きく、愛(かな)しい切実な距離だよね。
こんばんわ、みーくんです。
幼稚園児の育てたカボチャが、
それはそれはぐんぐんと成長してゆき、
遂には高さ5mの高さにある、
電話線の上で実を付けたそうである。
こんなニュースを見て思った。
もしもNTT西日本が、
このままでは電話線が保たないと判断すれば、
このカボチャはあえなく撤去となる訳だ。
もちろんカボチャを撤去するのは簡単である。
だが、ここが大人の技術力、いや社会通念、
企業の風土や精神、市民への姿勢、社会貢献、
そういったモノの見せ所じゃあるまいか?
バックアップ線に切り替える、
補強のワイヤーを通すなど、
園児の笑顔を守る為に何が出来るか、
我々は何をすべきなのか?
馬鹿な努力と言われるような事をやってみせる!
そんな技術力を見せてこそ、
コミュニケーション企業の面目躍如ではないか。
『NTTは所詮電話屋』という事であれば、
ばっさり撤去なのだろうが。
だがしかし、
【コミュニケーションの先にある、
笑顔を守るのが自分たちの仕事】
と常々言い続けているからには、
ここが「カタチとして分かり易い」見せ場だと思う。
広告代理店もそこんんとこ、
ちゃんと気付いてろよ。
てゆ~か・・・
空気読めよぉぅっ!!!?
ところで。
海外のニュースサイトの記事とか、
たまに人気になって流れてきたのを目にすると、
こういう時にアメリカとかはさ、
結構ガッチリええとこ見せたりするよね。
鴨の親子が道渡る為に警官が車止めたとか。
側溝に落ちた猫の為に最新機器を導入するとか。
もちろん皆が皆とか、常にじゃないだろし、
だからこそ美談として広がる側面あると思うが。
他の企業や会社の在り方について、
お手本を示すって意味でもさ?
大企業とか、リーディングカンパニーとか、
それなりの規模や立場にある企業には、
率先して姿勢で示して欲しいよね。
何が言いたいかっていうと、
これからは皆、今まで以上にさ?
意識して社会に優しくなってく必要があると思うんだ。
個人的な感覚でしかないけどさ?
mixiが流行りだしてから思うけど、
それまでは同業からの監視と牽制により、
かろうじて保たれていたテキストサイトの質が
誰でも発信できる事で低下しまくり、
技術も道徳も足りないヤツの発信の増加により、
人が安易に傷付けられてく社会になってる感じ。
たぶんこれから世の中は、
もっと殺伐としてくと思うんだ。