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遺書No.781 履歴書は武器である。

※この記事は2004年7月6日から2009年7月5までの5年間毎日記録していた「遺書」の1ページを抜粋して転載したものです。

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2006.8.30
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時代は流れ変わりゆき、
景気も世の中も不安定ではあるけれど、
誰もが希望通りの地域で、
希望の職業に就けるといいな♪
や、勿論適正とかはありますけど・・・(-益-メ)




こんばんわ、みーくんです。




世間が就職難と言われる時代になって、
早15年余。

実はだいぶ以前からこのあたくしには、
現状の厳しい就職戦線を勝ち抜く為にも、
是非試してみるべきだと思う画期的なアイデアが幾つかある!

とは言うものの、
アイデアとは言っても所詮は絵空事。

無論、絶対の成功を約束するものでもなければ、
それが良いものかどうかはまだ分からない。

新しいアイデアというのは、
何しろ前例がない訳だからね。

ただ言えるのは、
『面接で売り込む為のテクニック10』だとか、
『これで他人より一歩リードする』だとか、
その手のマニュアル本とは訳が違う。

現在就職活動をしている人なら分かると思うが、
実際にはもっとこう具体的な、
『恐ろしくシンプルかつ圧倒的な効果』
を期待できる方法が欲しいはずだ。

そこで今日は、
俺が以前から心に思う使う機会のなかった幾つかのアイデアの内の一つを、
ここで紹介したいと思う。

(これは個人的な価値観や思想・観念に基づくものだから、決して同意を求める為でも参考にして貰う為でもない。あくまで俺の考えに基づく独り言だし、責任など知った事ではない。)


たとえば新しい自己アピールの一つとして、
『履歴書の時点で確実にライバルとのクオリティの違いを見せ付ける方法』なんてのもある。


初めに言っておくと、
俺は昔から面接だとかいうものには、
根拠なく自信があった。

自信と言うと才能や実力、
テクニックや技術のようなモノを連想しがちだが、
試験は別にしてもこの面接に関しては、
全くそれらが自信の根拠ではないと思う。

単純に、他人より劣る評価を下される理由が浮かばないからだ。

・・・これは単純だが大事な事だと今は思う。
評価される自信があると言う事は、
自分が落とされる理由が分からないという事だ。

逆に言えば、
『評価されない理由』が無ければ良い訳だ。

結局のところ、先方に対して自分が『使える人間』だと思わせれば良いのだから、
まずはライバルとなる他人との違いを明確にする必要がある。

というかハッキリ言って俺は、
可も無く不可も無いようなつまらない人間には絶対になりたくない。

逆に言えば相手に対しても、
そんな人間の事は知りたいとも思わない。

『私はこんな人間です、動機はこうです。』などとスペックを紹介するだけ紹介し、
あとは『どうぞ比較検討してご判断下さいよろしくお願いします』なんて、
まっぴらごめんだ。

好きの反対は嫌いかも知れないが、
俺が思うに人間同士の関わり合いにおいて最も非生産的な存在だと感じるのは、
嫌いではなく「無関心」だ。

これは「安定志向」だった母の教育に耐え切れなかった俺にとって、
生き方そのものの根底にある重要なセンテンスかも知れない。


俺はその他大勢の中の一人ではなく、
俺という唯一無二の個の存在だ。


だからこそ面接も一緒で、
スペックを紹介しどうぞ判断して下さいなんていう受け身なスタンスはまっぴらごめんな訳だ。バカバカしくてやっていられない。

強烈な個性の印象。

ごちゃごちゃと奇麗事を並べるよりもまず、
確固たる『個』の存在である事を認識して貰わねば意味がない。

「欠陥も見当たらず差し障りの無い大量生産品」でなく、
「利益をもたらし得るユーモラスな限定品」でありたい。


例によって前置きが長くなった訳だけれども(笑)

最初に書いたとおり、
今回は『履歴書』で使ってみたい方法について書こう。

それはまず今までの常識を覆す事だ。
たとえば特技や趣味のところなどに、
自分で作ったHPのURLを書き込む。

まぁHPなど持っていなくても、
ブログを書いているのであればそのURLを貼り付けてしまう!

というものだ。

面接というひどく限られてしまう少ない時間の中で、
より確実に人間性を売り、強烈なインパクトを残すには、
他人と違う事をしなければならない。

限られた時間で、限られたスペースで、
言葉で完了しなければならない。

終わった後に「あれを言っておけば」「こう返しておけば」と言っても仕方がない。

だが履歴書ならばたっぷりと時間をかけて練れるでしょう?

つまり、履歴書とは武器である。

短期決戦に対し「完成」の状態で使える武器である履歴書を、
有効に使わない手はないって訳だ。

しかも、URLならば使うスペースは1行で済む。

見た目もスマートなその1行は、
実は周到に準備された自分のテリトリーへの扉なのだ。

日時も立場も全て受身で防戦一方だった自分が、
ルールを破る事無く無限の攻撃力を見せ付ける事が出来る世界だ。

改めて言い直せば、
常識を覆すとは先入観を壊す事。
就職活動は将来への守りでなく攻めなのだ。

特に俺みたいな、
「何をやらせてもそつなく吸収し、むしろ何をやっても及第点以上でこなす事が出来る気がする。」
「けれど逆に何をやっても自慢出来る程のレベルにはない。」
なんてやつはごまんといる筈だ。

そう、これといった特技や資格、自分の個性が説明できない奴だ。

だがそんな人でさえも、
この「URL戦法」ならば幾らでもフォローが可能であり、
柔軟な戦術が練り込めるというものだ。

極端な話をすれば、

「自分の個性と感性をより正確に伝える為にはどうしたら良いのかを真剣に考えた結果、
下記のURLにある私のありのままの姿を見ていただく事が最も適切だと思いました。」

とか添えちまえばそれで済む訳だ。

まぁこれも勿論「コミュニケーションに自信あり」だとか何でも方法はあると思うし。
勿論その場で確認はして貰えないかも知れないが、
ハッキリ言って全員の面接が終わるまでは、
その場で合否を判断する企業は多くないし、
(不採用はその場だとしてもw)
その場では点数というか評価のみで終えて、
後から振り分ける場合が多い。

インパクトさえ残せていれば、
絞り込みの際に確認して貰えるかも知れない。
(これはそんな事をしてる奴がいない『物珍しさ』が先行でも良い。)

記憶にも残らない奴(無関心)では、
どうせ採用されないのだから、
大手を狙う程にいっそ大胆な戦法を用いる価値はあるように思う。

そして何が良いって、
履歴書はあくまで武器であり、
売り込む自分そのものではないという事。

何も面接では奇を衒う必要もない。

むしろ通常通り真剣かつ誠意をもった努力と姿勢で臨み、
ライバルに遅れをとってはならない事は言うまでもない。

だが最後の優劣の判定の際に、
履歴書という武器が隠しだまの援護射撃をしてくれる。

URLはあくまでもプラスαだ。

というか大事なのは、
プラスになる事はあってもマイナスになる事はないという点だ。

俺が面接官なら、
絶対に理由や理屈だけじゃなく、
プラスαのある人をとる。

自社に対してどのような利益・効果をもたらすか、財産・副産物となりうるか否か。

業種や職種にもよるが、
基本的には人間的な魅力やユーモアが、
絶対に不可欠だ。

(※ちょっと補足しておくと、例えなのでブログでもOKと書いたが夢や目標・狙っている業種や
職種に合わせて研究していたり、それに関わる専門的な趣味などのHPであれば尚ウケが良いだろうってのが大前提での発想です。
就職先の業界にあわせた「独自の研究成果」とか、考え方次第で応用は無限大。レポート持ち込みと同じ効果だからな。ただ、所詮+αや予備弾幕として考えるならばブログだって十分それに成り得ると本気で思ってたりもする。)


ていうか今ならまだやってる奴もいないだろうし、
斬新で結構ナイスなアイデアだと思うんだけどなぁ・・・。

今は機会がないからやらないけれども、
もしも俺が就職活動をしたり履歴書を書く事になる機会があるならば、
シャレでも冗談でも何でもなく、
間違いなく本気でやるだろうな。


まぁ所詮は戯言だ。

実際に自分で試す機会もないだろうしね。
だが結構応用性は高く、本気でいけると思うんだけどな~。
むしろ、大事なのは前例がない状態だからこそのアイデアであって、
下手すりゃ今後あたまり前になる時代も来る可能性だってある訳だし。
てか絶対に主流になる時代がくると思うんだよな。

でも、万が一やりだす人がいて、
話題になったりする時がきたら悔しいよな・・。
『それ俺のアイデアだよおおおおおおお!!!!』
とか思うに違いない(笑)


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2022.9.9
毎日遺書を書き始めた当時781日目の投稿内容。
いま思えばポートフォリオ的な感じやけど、自作のホームページを紹介するよなモノだし、そこに自分の表現が詰まりまくってたら絶対にアピールになるよね。
今見ても古くないわ。


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ナツキのパパ@令和の父親アップデート作戦中!
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。

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