遺書No.861 プロの商売女。
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2006.11.18
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夢って幾らで買えますか?
本格的に寒くなって参りました。
比例するように懐も寒くなって来ております。
年末ジャンボでも購入するかな…。
こんばんわ、みーくんです。
今日、俺の住むマンションに、
一通の見慣れない手紙が届いておりました。
それは女性の手書きで、
しかもイラスト付のとても可愛らしい手紙でした。
記憶を辿ってみると、確か彼女は、
数ヶ月前に不意に立ち寄ったお店で、
たった一度だけ俺についた人でした。
いわゆる、プロの商売女です。
決してプライベートで関係を持った女性とか、
過去に何かしでかしたなんて女性じゃありませんでした。
そして肝心の手紙なんですが、
その内容はと言うと、
『いかがお過ごしですか?
またお店に来てくださいね♪』
とか、
『もうそろそろ、私の仕事が必要な頃ですよね♪』
など、とにかく熱烈に、
お店に来てネというお誘いでした。
でもよくよく考えてみると、
親は今のマンションに引っ越してから、
そういう事は殆ど彼女に処理して貰ってましたので
すっかりそんなお店も、
その女性の事も忘れていました。
第一お金もかかるし、
第二にそこまでプロの技に拘りがある訳でもなかったからです。
何より、今でこそ彼女とは別れてしまいましたが、
当時は彼女にしてもらう事で十分な満足は得ていたんですよ。
・・・とはいえ、
確かに当時の彼女はしょせん素人です。
どう考えてもプロの技術や、
その満足度には敵うはずもありません。
当時とは状況も変わった今、
そろそろ俺には、
プロのテクが懐かしく感じられます。
それで久々に心が揺れ動き、
俺はそのお店の事を思い出してみました。
確か飛び込みに近い感じで入ったお店でしたが、
接客のオペレーション・レベルはかなり高めで、
質も良い上にサービスの充実ぶりには、
珍しくかなり満足したのを覚えています。
そして俺に付いてくれたその女性も、
とても綺麗な人だった・・・。
そこまで思い出した時、
俺は心の中でこう決意しました。
『よし、このお店を【行きつけ】にしよう!』
その決意を胸に、
手紙の女性に対してこう呟きました・・・。
また、髪の毛が伸びたら行ってみますね♪