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精一杯の背伸びをして

見えないモノを見ようとした

精一杯に手を伸ばして

届かないモノを掴もうとした

時が流れ

私の視線は平行になった

それまで見上げていたものが

水平か下に見えた

それまで求めてやまなかったものが

手の中にあった

そして私は想う

私の眸は見るべきモノを見た

私の手は欲しいモノを掴んだ

でも

大切な何かは 見えなくなった

大切な何かを 失ってしまった



Words written in 1995.
from "黒歴史ポエム"


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ナツキのパパ@令和の父親アップデート作戦中!
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。