議論が苦手だけど意外と対話も上手くない日本人。
あえて大雑把なスケール感でいうけど、
日本では議論が苦手な人が多いですよね。
会社とか、何らかの集まり、コミュニティにおいて何かの課題やテーマについて語り合う場面、あるいは意見交換を行う場面で、自分の気持ちや考えを発信できないとか、相手の主張を論破しようとしてヒートアップしてしまうとか、そういう場の攻撃的な空気感が苦手とか。
少し愚痴が入ってしまっているかも知れない、独り言です。
議論とは何か?
ボクの職場や体験からも、議論が苦手という人の方が多い印象なんだけど、そもそも日本人の大人の多くは、「議論とは何か?」というのを学ぶ機会がなかったのもあるけど、よく分かってない人が多いと思うんですよね。
今その場で求められているのが、課題やテーマを解決する為の話し合いなのか?単に皆が何を感じて何を考えているのかを確認する為の意思確認や、参考意見を募る為なのか、相互理解や信頼関係を深める為の意見交換なのか?
だから議論をする場がある時、日本人の場合は特に、まずは「その場の目的」を共有することが大事ですよね。
何の為に設けられた「場」なのか。
そして「議論」なのか「対話」なのか、目的に応じたその場の「形式」を明確にすること。
そして「議論」や「対話」という言葉を意味を定義すること。
例えば議論とは?対話とは?ディベートなの?ディスカッションなの?そもそもどう違うの??とか。
今から行うのは、議論なのかディベートなのかディスカッションなのか、テーマは何なのか。
まとめて言うのなら、
「場の設定」とでも言えるのかな。
議論の目的と言葉を定義しよう
日本語でいうところの議論は、という対話との違いについては、個人的に次のようなイメージを持っている。
でも、多分だけど日本人の多くがイメージする議論ってなると、どちらが是が非か、意見をぶつけ合うような討論なんじゃないかなと思う。
たぶんディスカッションではなく、ディベート寄りの。
議論や対話のロールプレイ動画
日本人が「議論」と聞いてイメージするのは「朝まで生テレビ」じゃないか?と思えるところがあるので、「朝生の功罪」も語れる話になるけど(笑)、アレは完全なる「討論」であって競技的な性格のモノなので、議論と聞いてアレがイメージされる状態はまず良くないよなぁと思います。
なので、議論ってこういう事ですよとか、対話ってこうだよねとか、「これをディスカッションといいます」「これをディベートといいます」っていうのを視覚的にイメージできるよな、ロールプレイ動画が広まるといいですよね。
課題解決に向けた議論のロールプレイ動画とか、忌憚なき意見を交わせる為のロールプレイ動画とか、実際に何人かで行われる数分くらいのロールプレイ動画ね。
あとはその場の目的に応じて変わる、進行役に求められる簡単な役割の説明とかも添えられてるといいね。
日本人が、議論と聞いて頭に浮かぶ、連想されるイメージを変えるための、議論のイメージ動画。
とりあえずボクの職場でもシェアしたいので、良いのあったら教えて欲しいです。笑
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。