道標~見えないツバサ〜
詩人の声に導かれる罪人
それは狂人の戯言か
いびつな愛に苦しんだ果ての
醜悪な天使のいざないに委ねて
眠りについた
手を伸ばしても届かずに
命乞いも聞かずに殺した鳥達のツバサ
即席のツバサを背につけている
見上げた空はグレイの風
彷徨う影は暗い大気の中に溶けていく
降り出した雨に視界は閉ざされ
孤独の波が身体中を包み込む
カオスの嘆き声が頭に響く
パラノイア達の心の涙に責められる
どうしたらこの苦しみから逃れられる
世界に満ちた悪徳の空気を吸わずにいられる
一体どこに行けば
誰か、詩人でも天使でも誰でもない
誰か、道標を教えて
過去のボクは昭和の固定観念や慣習に縛られ、自分や家族を苦しめていた事に気付きました。今は、同じ想いや苦しみを感じる人が少しでも減るように、拙い言葉ではありますが微力ながら、経験を通じた想いを社会に伝えていけたらと思っていますので、応援して頂けましたら嬉しいです。