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わたしの強みはどこにある?
「私に強みなんてないし・・・」
前回の記事で、弱みの克服より、強みを活かして生きるともっと楽しい、という話を書きました。強みを探す4つの切り口をご紹介します。
自分を理解するヒントになればうれしいです。
①最近「イラッ」としたことを思い出す
人がどこに怒りを覚えるかは、実は人それぞれ。自分が気にするポイントが、周りの人が気にしてなかったり、逆もあります。
「イラッ」までいかなくても、違和感を覚えるとか、モヤモヤといったレベルのことで構いません。
例えば:
・背景や目的を説明されずに仕事を任された
・正論だと思うけど、あの人って言い方がキツイよな
・新しいことを提案すると「前例がない」と否定された
そして、そのモヤモヤがなんでだろう?と考えるとあなたの信念・価値観が分かるし、それが強みの元。
例えば:
・背景や目的を説明されずに仕事を任された
→ちゃんと仕事をやり遂げたい(責任感)
・正論だと思うけど、あの人って言い方がキツイよな
→相手の気持ちに寄り添った伝え方をしたい(共感力)
・新しいことを提案すると「前例がない」と否定された
→より良い方法を見つけ出したい(向上心)
②好きの瞬間を探す
時間を忘れて没頭できること、過程自体を楽しめているものに注目してみましょう。それはあなたの強みが自然と発揮されている瞬間です。
例えば:
・1人でジャーナリングをしているとき
・友達の相談にのっているとき
・データを整理しているとき
・料理で新しいレシピを試しているとき
・移動時間にぼーっと外の景色を眺めるとき
私の場合、人の話を聞く時間が大好きです。相手がどんな生い立ちで、どんな価値観を持っているのだろう?と話を聴きながら考える時間が至福です。それが今、コーチやインタビュアーという仕事につながっています。
③ついやっていることを振り返る
「そんなの、誰でもできることでしょ?」と思う行動こそ、実はあなたの強みが隠れています。あまりにも自然にできているため、その人ならではの特別な才能だと気づきにくいものです。
例えば:
・複雑な情報を整理するのが得意
・困っている人に自然と声をかけられる
・先の展開を予測して動ける
・人の話をうのみにせず、データと数字を使って検討する
④周りからの”評価”を集める
強みは、自分では気づきにくいもの。だからこそ、周りからの言葉に耳を傾けてみましょう。
例えば:
・子供の頃、性格について言われたこと
・「ありがとう」と言われた場面
・「○○さんに任せたい」と頼られた仕事
例えば、母によると私は子供の頃から「計画魔」だったそう(記憶はない)。夏休みの宿題の計画を立てて、その通りに終わらせることに命をかけていたのだとか。今も旅や仕事の計画を立てることは大好物。頼まれなくても意気揚々と取り組みます。
自分の得意を探す4つの切り口をご紹介しました。
自分ではうまく振り返りができなかったり、他の人からのフィードバックを思い出せなかったりすることはよくあります。そんなときは、科学的なツールの力を借りるのも一つの方法です。たとえば ストレングスファインダー®(クリフトンストレングス®) では、ウェブ診断テストを受けることで、自分の強みを客観的に知ることができます。
日々の小さな気づきを大切にしながら、あなたの強みを探す旅を始めてみませんか?
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