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書くことは、祈り。

noteを始めて約10か月が経ち、
さまざまなnoterさんの文章を読ませてもらいました。

その中で気づいたのは、
文章には大きく2つの種類があるということ。

ひとつは、誰かのための文章
もうひとつは、自分のための文章


誰かのための文章
例えば、気づきをくれたり
前向きな気持ちにしてくれたりする。
「一人じゃないよ」とそっと寄り添って
苦しみを受け止めるすべを教えてくれることもある。

「背中を押せますように」
「少しでも顔が上がりますように」
「同じ苦しみを味わいませんように」



自分のための文章
例えば、心の奥にある想いを言葉にすることで、
自分自身を理解し、受け入れる助けになってくれる。
書くことで、曖昧だった感情や考えが
輪郭を持ち、整理されていくこともある。

「心を落ち着けられますように」
「この想いを吐き出して楽になれますように」
「大切な記憶や感情を残せますように」

もちろん、創作は自由なものなので
常にこの2タイプに分かれるわけではありません。

また、誰かのために書いたつもりの言葉が、
結果として自分自身を救うこともあれば、

自分のために書いたはずの言葉が、
思いがけず誰かの心に届くこともあります。

どちらの文章にも、
同じように価値がある。
そして、共通するのは、
「祈り」 だと思う。

誰かの幸せを願う。自分を大丈夫にする。
文章を書くことは「祈り」。
書くことをやめない限り、その祈りは続いていく。



<あとがき>
「皆さんの書いた文章に、なぜ私はこんなにも心惹かれるのか」を考えた記事です。最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

ちなみにスーパー飽き性の私が、10か月プライベートで「書く」ことを続けることができたのは優しいnoteの世界での交流や、次の2つのお陰です。

▼ライティング講座 エモ文

講師/主催のAYANAさんに、文章を書く楽しさを教えてもらいました。


▼灯火さんのメンバーシップ

主催の灯火さんはじめ、みなさんアウトプットの質や量に、いつも刺激をいただいています。


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ナツキ @ライター&コーチ
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