ボジョレー・ヌーヴォーに愛を込めて
みなさんお疲れ様です。
三度の飯より酒のつまみが好きな夏木です。
さて今年もめでたくボジョレー・ヌーヴォーが解禁となりました。
やったね!
というわけで今年のボジョレーの感想&合わせた料理をご紹介します。
いつもレシピをテキトーに書いてしまっていることを反省し、今回はちゃんと真面目に書きました。
ご参考になれば幸いです。
ボジョレー・ヌーヴォーとは
フランスのブルゴーニュにあるボジョレー地区で作られる新酒ワインのことです。
毎年11月の第3木曜日に解禁となります。
特徴はフレッシュさとタンニンの少なさ。
通常の赤ワインと違って熟成期間が短いので、渋みが控えめでとても飲みやすい口当たりです。
そのため普段は赤ワインを飲まない方にもオススメできます。
今回は夫にヴィノスやまざきへお使いに行ってもらいました。
何種類か試飲をした上でセレクトしたというのがこちら。
口に入れた瞬間「え、これ本当にボジョレー・ヌーヴォー?」と思ってしまう程しっかりとした味わい。
けれども後味はスッキリしているので飲みやすくて美味しい!
「いや〜、これ1本じゃ足りないなぁ」なんてゴクゴク飲みながら料理を作りました。
通常のボジョレー・ヌーヴォーはかなりライトな飲み口のため魚料理や鶏肉料理に合わせるのが基本です。
私もそのつもりで用意していたのですが、想定よりズッシリしていたので今回はニンニクやハーブでパンチを効かせました。
コンビーフとクリームチーズのパテ
【下準備】
クリームチーズは冷蔵庫から出して30分ぐらい室温に置いておく。
【作り方】
1.ボウルにコンビーフ・クリームチーズ・マヨネーズ・すりおろしニンニクを入れてめちゃくちゃ混ぜる。
クリームチーズを親の仇と思ってしっかり潰して混ぜ込む。
2.岩塩と黒胡椒を入れて味見し、「ちょっと濃いかな」ぐらいに調整。
クラッカーに乗せる&お酒に合わせるので味は濃いめでOK。
3.ココットに入れてヘラやバターナイフで表面を平らに均し、パセリを乗せて完成。
簡単に出来るワインのおつまみ。
クリームチーズはKiriのクリーミーポーションが個包装でグラムも測りやすいので、ちょこっと使いに便利。
「ココットが無い」だと…?
100均で売ってるから今すぐ買いに走れ!
キノコのタルティーヌ
【作り方】
1.きのこ類は石づきを落とし、長さ5cm以内・幅1cmに切る。
厚みがありすぎたり長すぎるとバゲットに上手く乗らないので注意。
2.ニンニクを包丁の腹、もしくは木べら、もしくは掌底で潰す。
3.フライパンにバター10gと可哀想なニンニクを入れて中火で熱する。
香りとクララが立ったらきのこ類とトリュフ塩を入れて軽く炒め、白ワインを投入して30秒待つ。
4.アルコールが飛んだら蓋をして弱火にし、5分放置。
5.蓋を開けて中火にし、バター10gを入れて全体に馴染んだら火から下ろす。
6.バゲットに生ハムを敷いて炒めたきのこを等分に乗せ、トリュフ塩を振ってイタリアンパセリを飾れば完成。
ニンニクは香り付けなので除いても食べてもOK。
もっとパンチが欲しければ輪切り唐辛子を入れてもいいけど焦げやすいので注意。
「トリュフ塩が無い」だと…?
DEAN&DELUCAやKALDIで売ってるからお近くの店舗を調べてくれ!
鶏肉の香草パン粉焼き
【下準備】
オーブン用の鉄板にクッキングシートを敷いておく。
ローズマリーは茎から葉を外しておく。
【作り方】
1.ニンニク・ローズマリー・パセリをみじん切りにする。
パン粉と一緒にボウルに入れてオリーブオイル25gを入れて混ぜておく。
2.鶏もも肉は筋や脂肪をできる限り取り除き、厚みのある部分は包丁を入れて厚みを均一にする。
嫌いな人を思い浮かべながら両面をグサグサと包丁の先orフォークで刺し、両面に塩コショウを擦り込んで半分に切る。
3.オリーブオイル大さじ1を入れたフライパンを中火で熱し、鶏肉を皮目から焼く。
こんがりしてきたらひっくり返して蓋をして弱火に。
蒸し焼きにしている間にオーブンの予熱機能で「220℃10分」に設定しておく。
4.裏面にも焼き目が付いたらオーブン用の鉄板に移し、マスタードを塗って1のパン粉を乗せ、オーブンで焼く。
5.お皿に盛ってベビーリーフとミニトマトを添えたら完成。
鶏肉はいかに火をきちんと通すかが勝負。
「切ってみたらちょっと生焼けっぽい」と感じたら、軽くラップをして電子レンジにかけてください。
思ってるよりも長めに火を通すことが大事です。
ボジョレー・ヌーヴォーに感謝
今年も美味しいボジョレー・ヌーヴォーが飲めたことに、生産者さんへ感謝。
輸入関係者に感謝。
そして大地に感謝。
ワインは人が生きていくために必須のものでは無いけれど、有ってくれると時々助かる。
だからまた来年も美味しいボジョレー・ヌーヴォーに出会えますように。