【五輪】北京2022 大会3日目・お茶の間観戦記
「大会期間中はいつも通りの雑記です」と書きましたが、光の速さで前言撤回します。
もう五輪のことで頭がいっぱいなんです。
オリンピックの記事が書きたい…!
最初はね、大会中はTwitterと和解して一緒に暮らそうと思ってました。
でも彼ったら文字数制限あるし一回投稿すると修正を許してくれないしで、私とは相性が悪いみたいなんです。
そこでnoteにちゃっかり戻ってきました。
本当に尻の軽い女です。
そんな尻軽でもあたたかく受け止めてくれるnoteくん大好き。
というわけで、しばらくゴリゴリのスポーツ記事になります。
バイブの話を楽しみにしていた方々、まことにスンマセン。
スノーボード女子スロープスタイル決勝
ニュージーランドは冬スポーツが盛んではないため、これまでの冬季五輪の通算メダル数は銀1・銅2の3個だけ。
そんな母国にゾーイ・サドウスキー・シノットが、初の金メダルをもたらしました。
けれど、それを真っ先に祝福したのは一緒に戦ったアメリカのジュリア・マリノとオーストラリアのテス・コーディー。
会心のランを終えて降りてきたゾーイに2人が折り重なるように抱きつきます。
「金メダルが取れなくて悔しい」じゃなく「あんたのラン最高だったよ!おめでとう!」と笑顔で抱き合う姿にグッと来ました。
東京オリンピックのスケートボードでも、同じように本気で相手を称える姿が話題になったのは記憶に新しいはず。
やっぱり板乗りカルチャーのマインドは最高にカッコいいです。
フィギュア団体決勝・男子フリー
ただでさえ緊張する、初めてのオリンピックの舞台。
その初戦が、個人ではなく団体戦・決勝の初戦。
正直、鍵山優真選手には荷が重いのでは、と心配していたんです。
失敗しても温かい目で見守ろう…などと考えていた私は愚かでした。
ほぼ完璧と言える演技で自己新記録。
底知れない胆力を持った18歳です。
スノーボード男子スロープスタイル・予選
テクニカルな競技全体に言えることですが、やはり女子と比べて男子は迫力が違います。
ジャンプの高さ・回転数・トリックの豊富さ、どれを取っても見応え抜群。
日本からは4選手が参加し、大塚健と濱田海人が決勝進出しました。
特に濱田選手のランは「スノーボードってこんなに楽しいんだよ!」という気持ちが伝わってきて、ますます応援したくなります。
アイスホッケー女子・中国戦
本当に格下?と疑ってしまうほど中国は強かったです。
日本は第3ピリオドに入ってからガクンと運動量が落ちたので、やはりスタミナ強化が課題でしょう。
ともあれ勝ち点1を獲得して決勝リーグ進出決定。
次のチェコ戦に勝って1位突破を目指したいところです。
スキージャンプ男子ノーマルヒル決勝
金メダル確実と言われている選手が実際に金メダルを取るのは、実は非常に難しいことです。
周囲からのプレッシャー、取って当たり前という空気。
それらを跳ね除けて達成できる人はほんの一握りです。
小林陵侑選手は、そのすごいことをやってのけました。
決まった瞬間の潤んだ目から、どれほどの重みを背負ってきたかが伝わってきて、胸熱。
日本の今大会金メダル第一号です。
モーグル女子決勝
日本のエース、川村あんり選手は5位入賞でした。
試合直後のインタビュー、涙をこぼしながら彼女は答えます。
「メダル確実とか、金メダル候補って名前を挙げて頂いたのに、それに応えられなくて申し訳ないです」
そしてインタビューが終わった後、去り際にインタビュアーとカメラスタッフに笑顔でこう言いました。
「寒い中、来て頂いてありがとうございました」
自分が一番つらい時に周囲の人を気遣える心。
なんて素晴らしい子なんだ!と感動しました…。
これからも彼女を応援し続けます。
あんりちゃん頑張れ!
大会4日目の観戦予定
フィギュア団体でこの種目初メダルを狙います。
スピードスケート1500mは選手団主将・高木美帆選手の得意種目。
スキージャンプ混合団体、今大会から採用された新種目なので注目です。
明日もがっつり応援します!