冬の乾燥対策本部
みなさんお疲れ様です。
対策本部長の夏木です。
冬の大敵と言えば寒さと正月太りですが、もうひとつあります。
そう、乾燥です。
今回は冬の肌の乾燥対策をシチュエーション別にご紹介します。
なお「正月太りのほうが深刻!」という方は↓の記事をご参照ください。
朝
起きてすぐにしなければならないこと、それは水分補給です。
人は寝ている間に発汗し、500ml以上の水分を失うと言われています。
体内の水分が不足すれば当然肌も乾燥するのです。
水や白湯・お茶などでも構いませんが、個人的にはスポーツドリンクを推奨します。
発汗によって失われたナトリウムや電解質を摂取できるからです。
ただしスポーツドリンクは糖質が高いため、なるべく低糖質の物を選ぶのがポイント。
私はイオンウォーターを箱買いしてます。
日中
暖房の効いた室内に長時間いると乾燥はどんどん進みます。
・顔の保湿
お肌が乾燥してきたらミスト化粧水を使いましょう。
各メーカーから様々出ていますので香りの好みなどで選んでほしいですが、必ずオイルinタイプにしてください。
水分のみのミスト化粧水は蒸発する際に元々の肌の水分も奪ってしまうので、オイルで蓋をすることが重要です。
二層タイプで水とオイルを混ぜるタイプ推奨。
私はエリクシールのつや玉ミスト使ってます。
保湿力はそこまで高くないですが、ツヤ感を出せるので化粧直しに持って来いです。
・唇の保湿
夏場は100円ぐらいのリップクリームでも全然良いと思いますが、冬は保湿力重視で選びましょう。
オススメはニベアのディープモイスチャー・メルティタイプ。
塗るとオイルに変化するのでしっかり潤います。
・手の保湿
日中に使うハンドクリームに求められる機能は、高保湿&ベタつかないこと。
これを叶える商品がコエンリッチのプレミアム薬用CICAです。
仕事で業務用洗剤を使っている私ですが、出勤前・休憩中・退勤後に塗ることにより乾燥からガードされています。
水仕事の多い方に是非ともオススメしたい逸品。
入浴後
入浴中は水分まみれの身体ですが、タオルで水分を取った瞬間から乾燥との戦いが始まります。
食洗機を思い浮かべてください。
何故高温で洗浄するかと言うと、殺菌効果に加えて高温のほうが早く乾くからです。
お風呂上がりで温まった身体からはどんどん水分が抜けていきます。
誇張ではなく一分一秒の勝負なのです。
・顔の保湿
いの一番に取り組むべきが顔の保湿。
けれどもここで化粧水・美容液・乳液などをのんびり塗り込んでいると身体がどんどん乾燥していきます。
そこで登場するのがシートマスク。
パックをしている間にボディケアをすれば良いのです。
商品によっては「化粧水の後にお使いください」というタイプもあるので、素肌にそのまま貼れる物を推奨します。
私が使っているのはルルルン。
肌質・年齢・目的別に多種多様な展開がなされているので、自分の肌に合った物をお選びください。
少なくとも冬の間は毎日入浴後にパックしましょう。
・身体の保湿
ボディ用乳液・クリーム界はレッドオーシャンなので、好きな香りや質感で選んで良いと思います。
ただし「痒くなる程に乾燥する」という方は医薬品がオススメ。
寝ている間に掻きむしって肌がボロボロになる人は、加えて専用クリームも塗りましょう。
掻きむしり跡も補修してくれる優れものです。
・足の保湿
かかとがヒビ割れカチカチになっている人は、ヤスリで何とかしようとしがちですがそれは間違いです。
大切なのはスクラブ&保湿。
足用スクラブで古い角質をやさしく落とし、お風呂上がりにしっかり保湿することでツルツルのかかとを保てます。
足用クリームはビタミンEが配合されている物がオススメ。
ですが、足に塗り込むのが面倒な人用の商品がこちら。
「手が汚れない」という一点突破な品ですが、塗ってすぐ靴下を履けば朝まで潤いが保たれます。
小林製薬への不信感を気にしない人向け。
・髪の保湿
フェイスケアとボディケアを終えたら、次はヘアケアです。
タオルドライした後にヘアオイルを付けてからドライヤーで乾かしましょう。
これまた香りの好みがありますので自由に選んでもらいたいですが、オススメはミルボン。
オイルの他にミルクタイプもあるので、髪質や季節で変えるのも良きです。
・爪の保湿
全身の保湿を済ませた後のリラックスタイム。
みなさん好きな動画などを見ますよね。
はい、ネイル保湿チャンスです。
指先のささくれの原因は保湿不足。
ハンドクリームでは爪周りを補い切れないため、動画でも見ながらネイルオイルを塗りましょう。
筆タイプやチップタイプなど、ネイルオイルもまた多種多様ありますが。
正直、毎日塗る気になる物で良いです。
極端な話オリーブオイルでも構いませんので自分の好きな形状と香りにしましょう。
とにかく爪周りに油分を入れることを目的として、毎日塗って頂きたい。
就寝前
「色々保湿したからもう充分だよね!このまま寝よーっと」という方に警告します。
就寝中の乾燥を舐めたらアカン。
冒頭で書いた通り、寝ている間に乾燥はどんどん進みます。
・肌の保湿
スキンケアを終えた肌にオイルミストを振りましょう。
日中用のミストでも良いですが、寝る前なので保湿力高めの物を推奨。
アヴァンセのしっとりタイプはオイル感強めのため日中用には向きませんが、すごく良い香りなので寝る前に使ってます。
・唇の保湿
就寝中の唇の乾燥はスティックのリップクリームなどでは太刀打ち出来ません。
ジャータイプのリップクリームをたっぷりと塗りましょう。
大切なのは唇をパックするように綿棒で厚めに塗ること。
高級な物をチビチビ使うぐらいなら、安い物を惜しげも無く使ってください。
懐かしのサベックスでも充分です。
・手の保湿
寝る前はベタつきなんか気にせず、とにかく潤う物を付けましょう。
「ひび・あかぎれ等の手荒れを治す」という治療ハンドクリームなので効果は抜群です。
ただし匂いに関しては賛否両論あるユースキン。
香り重視の方には向かないかもしれません。
・体の保湿
最後に、ベッドルームの乾燥対策として加湿器を付けましょう。
超音波式や気化式など、各種メーカーから様々出ていますので自分に合った物をお選びください。
私は「お手入れが楽」という理由から象印の加熱式を使ってます。
こちらのモデル、加湿器には見えないキラキラ具合に一目惚れして買いました。
が、現在は残念ながら生産終了しているようです。
象印の加湿器は月に数回クエン酸洗浄するだけで良いので(魔法瓶と同じ仕組み)、わざわざ部品を外して水洗いする必要がありません。
面倒くさがり屋さんにオススメ。
自分の肌を守れるのは自分だけ
湿度の低い冬は、あらゆる乾燥対策を施さないと肌がどんどん乾いていき、同時に感染症のリスクも高まります。
肌だけでなくこまめな水分補給で喉も潤してあげてください。
ご紹介した乾燥対策作業を全て行うと、一日辺りの美容に費やす時間はかなり増えます(私の美容時間は毎日4時間です)。
忙しい方には難しいかもしれませんが、出来る範囲での対策を是非。
みなさんが潤いある冬を過ごせますように。