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【食レポ】恵比寿の隠れ家イタリアンに行ってみた

みなさんお疲れ様です。
相変わらず写真を真っ直ぐ撮れない夏木です。
トップ画は恵比寿ガーデンプレイスのバカラシャンデリア。
ピサの斜塔ぐらい曲がってますね。

さて先日、ポッキー三姉妹の長女・青い花さんとお食事をしてきました。
本当は次女・彩さんも誘おうと思ってたんですが、彼女の愛娘・リリーちゃんがお受験真っ只中。
繁華街で万が一お母様がウイルスなどを家に持ち帰ってはコトなので、今回は長女&三女で行ってまいりました。

それでは恵比寿の大人女子向けイタリアンレストランをレポします。


nomad

「恵比寿ガーデンプレイスでバカライルミネーションやってるから見に行く~!」という青い花さんに乗じて、当日はガーデンプレイス前で待ち合わせ。

すでに待っていた青い花さんは素敵なベレー帽と丸みを帯びたコートに身を包み、笑顔で手を振ってくれました。

可愛すぎか!!

ひとしきりパシャパシャした後、西口の目的地へ。

恵比寿駅西口から徒歩8分のところにある隠れすぎている隠れ家イタリアンです。

ビルの階数表示板に名前があるだけで、看板などはありません。
まさに初見殺し。

照明を落とした店内はBGMが微かに流れ、非常に静かで落ち着いています。
イタリア各地で修行を積んだ宮崎シェフのお料理を堪能すべく、季節のコースを注文しました。


モレッティ

私も青い花さんも1杯目はビールを飲みたかったので、イタリア産ビールのモレッティを。
ワインのイメージが強いイタリアですが、実は美味しい瓶ビールの産地でもあります。

モレッティやメッシーナなどはクセが無くてて飲みやすく、日本人の口にも馴染む味わいです。


キャロットポタージュ

丁寧に裏漉しされた人参を使った熱々のポタージュスープ。
冷えた体に染み渡ります…!

人参が苦手な私でも美味しいと感じるほど、青臭さが一切ありません
カボチャのような甘みで完食しました。


アミューズ5品

右から「鎌倉野菜のバーニャフレイダ」
「フォアグラムースを乗せたサブレ」
「真鯛のポワレ」
「イカとイカスミのストゥファーレ」
「牛肉のタタキ」

特筆すべきは真ん中の真鯛。
パリパリに揚げ焼きされたウロコの食感が楽しすぎます…!

ビールを飲み終わり、スパークリングをオーダー。

トレッビアーノ フリザンテ ・セッコ


パンは自家製。

モチモチでめちゃくちゃ美味しい…!
青い花さんも「買って帰りたい」と仰っていたほど。


ブロッコリーと旬魚のタルタル

芸術的なソースの飛ばし方

早速ですが魚の名前を失念しました。
添えてあるイクラと三浦大根がまた美味であった、ということは覚えてます。


インボルティーニ

配置がオシャレすぎる

イタリア風ロールキャベツで、煮込まずにオーブンで焼くのが特徴です。
キャベツの存在感がしっかりしているので前菜としての役割を全うしています。

お次は白ワイン。

ビアンコ カンチェリーノ

こちらのお店はグラスワインを多数取り揃えているので、ドリンクが無くなったタイミングで次に出てくるお料理との相性を考えたワインをオススメしてくれます。

こうしたアッビナメント(フランスのマリアージュ)をサービスとしてやってくれるのは素晴らしいです。


カラスミ和えタヤリン

パスタ1品目。
タヤリンはピエモンテ州の伝統パスタで、全卵では無く卵黄のみを使って作る柔らかい麺です。
コシが無く、食感としてはフォーにも似ています。

やわもち麺がカラスミを余すところ無く拾ってくれて、口の中が幸せでいっぱい。


ほうれん草のアニョロッティ・ラム肉包み

衝撃の少なさ

出てきた時、ちょっと笑ってしまいそうな程に少量でした。
パスタの2品目なので、まぁ量としてはこんなもんだと思いますが、直径30cmの大皿にちょこんと載っている様は何とも…。
周りにソースを描くとか、もしくは中央が窪んだ皿を使った方が良いかなと思いました。

さてイタリアには500種類以上のパスタの形状があり、日本でその全ての種類を味わうことは中々できません。
このアニョロッティもピエモンテ州の郷土パスタ。
中に肉を詰めているのでラビオリと似ています

添えられたチュイールが食感のアクセントとなっていて、めちゃくちゃ美味しい!
でもちょっと少なくてもっと食べたくなる!

次の肉料理に備えて赤ワインを注文。

ル・ルージュ・デ・コルニュ トゥーレーヌ


鹿肉のグリル・紫芋添え

低温調理でじっくりと肉に火入れしているこの逸品。
こんなに柔らかい鹿肉を食べたのは初めてです。

熟成和牛かと思うほどに柔らかな鹿肉はクセも臭みも一切無く、脂っこさを削ぎ落として美味しさだけを残し喉を通っていきます。

絶品!


フォンダンショコラ・バナナチュイール添え

デザートです。
温かくて濃厚なチョコレートケーキに冷たいバナナアイス、そして薄切りのチュイール。
温と冷の完璧なアッビナメントに頬が緩みます。


総評

8,800のコース+ドリンク4杯で、ひとり12,000円也。
全ての料理が美味しかった上、スタッフのサービスも素晴らしく、このお値段は安いぐらいです。

気合いの入ったデートは勿論、大人女子のしっとりした食事会に向いているお店。
ランチもやっているので、優雅にお昼をご自愛したい方にもオススメです。

青い花さんもレポを書いてくださいました!

最後に私信をお許しください。

リリーちゃんがどうぞ合格しますように。
いえ、絶対に合格します!

以上、恵比寿隠れ家イタリアンレポでした。


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