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面白かった本 2022

2021年度も実施した面白かった本の紹介から始まったので、今年も始めて行きたいと思う。
ちなみに昨年のまとめはこちら

それでは2022ver.をはじめていこう。
1冊目はこちら。

印象的だった一文はこちら。

「家族ってさ、傍目からどんだけ恵まれているように見えても、誰かの努力や我慢で何とかなっているんだ。我慢しているのは大抵、弱い立場の人間…。今、あたしが偉そうな顔をしてられるのも、子供たちが辛抱してくれてたからなんだ。分かるかい?家族ってね、そうやって歩み寄ったり、支え合いながら形を保っているんだ」

私は一人で生まれたわけではなく、誰かの家族として生まれている。
親と子供の関係である以上、家族は切り離せない。こうして生きている今、家族に対しての揺れ動く気持ちをそのまま表したような言葉が、スッと胸に入ってくる気がした。この本の中でもそんな家族の心が描かれていて、迷ったり悩んだりしながらも前を向くお話。気になる方は是非。

続いての2冊目。

「忘れるな、人にはな、捨て去らなきゃいけない過去と、創り上げて以下なきゃならん未来ってもんがあるってことを」

緩く読むには打ってつけの本でとても読みやすいのでおすすめ。

3冊目。

言わずと知れた名作の一つ。
その一つの本の最後に書かれた書評が好きだった。

僕もまた子供のままで大人になろうとしたがらない大人の一人だったと言える。子供の時間に帰ることもまた一つの貴重な温故知新と言えるのではないだろうか。

私自身もまた、大人でありながら大人になろうとしたがらない大人の一人だ。それでも大人なので大人なように振る舞っているが、子供の頃の気持ちや記憶を想起することもまた、一つの温故知新という言葉に揺れた。


昨年は小説も読んだが、どちらかというとビジネス書ばかり読む傾向があった。
面白かったビジネス書として別途記載予定なので、見たい方は今後をチェックしてみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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