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コロナワクチンとレーシック手術

『コロナワクチンとかマジで打ちたくないんだけど。』


一般の方が言うのは分かります。このセリフというかツイートを、とある女性研修医さんがされました。


ここで女性と敢えて書いたのは、その方は『妊孕性が心配だし、私は感染に気をつけて行動してワクチンを打たないほうが私にとってのリスクは低い』とおっしゃられていたからです。


長期的な経過が分からないワクチンだから不安だと言うのは分かるのですが、医者が冒頭のような表現でツイートするのはあかんやろ、と僕は思いました。


『お医者さんが絶対嫌って言ってるワクチンなのに打つの!?』


こうおっしゃる患者さんが今後現れるのが想像できるからです。


眼科分野でいうと、『眼科医はみんな眼鏡だからレーシックは危ない!』みたいなことおっしゃられる人多いじゃないですか。


ぽつぽつ眼科医でもレーシックしてる人はいらっしゃいます。僕もレーシックしてます。

後遺症等なく、当直で夜中起こされた時に眼鏡探さないでいいのは便利です。


だったら皆さんにレーシック勧めるかというと、勧めません。今ならICLの方が安全だと思います。自分が白内障手術をやってるので、手術の作業的に安全な理由が分かるからです。


少し話がそれました。


コロナワクチンについての長期的な予後なんて誰もわかりません。各々調べて、自分で決めるしかありません。


僕は打ちますが、副作用が全く怖くないと言えば嘘になります。


ただ、コロナが流行る以前にも、冬の外来は肺炎で亡くなって、突然来られなくなる高齢患者さんがたくさんいました。前回元気だったのに・・・と悲しくなります。


僕の担当患者さん数百人の事を考えると、コロナワクチンを打ったほうがいいと僕は思いました。

2~3月くらいに医療者は希望すると接種できるようなので、副反応等についてはまた報告しようと思います。

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