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人それぞれの美しさを。わたしの美しさはどこだ??

お正月からなかなかいいエンジンをかけられたのでは?
と思っています。

今年最初の本に選んだのは、MIZUKIさんの本でした。わたしは自分に呪いをかけてきたので、その呪い解けそう!と思って選んだ本です。

田舎町で育つと、インターネットもまだまだ普及する前だったし、都会とここじゃ違うんじゃよ…!みたいなことが今よりも多かった気がします。

外見を気にする人もあまり周りにおらず、唯一おばあちゃんだけが毎日コールドクリームでメイクを落とし、保湿をして、毎日アイラインで目の周りを囲んでいました。(80になっても囲み目だった。ギャルばあちゃん、って感じでわたしは好きでした笑)

そんなわけで、外見を気にすること=都会ぶってる、とか、なんとかぶってる、みたいな考えにいきつきやすかった。都会ぶったって、あんたの田舎顔はどうにもならんちゃ、となかなか痛烈に言われたものです。

そんなわけで、かわいい!とか素敵!と思ったものにも、わたしなんかには似合わないだろうなぁ…と「見て愛でるもの」として自分と切り離して考える癖がついてしまいました。

似合わせる、とか、工夫する、っていう工程がどかっとぬけたまま。
そんな時に、本屋さんで見かけたこちらの本を手に取りました。垢抜けできた!なんて声も多い著者のX。

わたしはXがちょっと苦手で、あまり拝見してこなかったのですが、この度ちょっと使ってみようか…と遅ればせながら始めてみました。

本にも、ひとりひとり、みんなそれぞれ美しさがあるのだから、鏡を見てため息をついているなら、その美しさを磨いていこうよ、という内容が書かれています。

とはいえ、磨き方がわからなければ変わることはできないから、センスや美的感覚をまずは養いましょ!と。美しいものは昔から大好きだけれど、(それこそ幼稚園の時に1番憧れたのは、ラメ入りのビニールであみあみに作られたガラスの靴みたいなもの!)自分のものにしよう、とあまり思ってこなかったので、わたしの美的感覚はちょっとバランスが変です。

人との感覚が違うこともありますよね。

たとえば、わたしは気に入って、部屋に飾ってある紫陽花のドライフラワーの横に、エチケットがかわいいワインの瓶を飾っていました。中身はもちろん、自家製サングリアにして全部いただいたのですが、洗われて、棚の横にちょこんとあるハーフボトルのワインが可愛い!と思っていたのです。

しばらく過ごしていると、パートナーがうちに来た時にふと、「ゴミ捨て忘れてるよ」と言ったのです。

違うわ!笑
飾ってんのよ。

部屋に不必要な物を置く必要はない、という価値観と、かわいいものは必要じゃん!という価値観。

真逆だけれど、どっちも美的感覚。
わたしはそういうとき、自分ごと否定された気になってしまうことがあって、もういいよじゃあ…と捨ててしまったりしていました。

それって、わたしの感覚のバランスが、ちょっとおかしいことになっているからだと思うのです。

ズボラゆえ、部屋が荒れる率が高いわたしが、かわいい、と思って飾ってあるもの。それはパートナーにとっては、また部屋荒れ始めてるな…これもゴミか?と思う。
ぐうの音もでないほど、自然ではないですか。

彼の立場に立ったら、わたしだってそう思うわ。

だったら、部屋は整えて、きっとこれもあえて残してあるんだろう、と思わせるようにしないといけないですよね。

それと同じで、見た目だけが美しい人、っていうのは実はなかなかいないと思っていて。特に30代を過ぎてからは、自然と生活の小さなことが顔にも出てくるんです。

それは、生活習慣が肌や体型に表れるのと同じ。
肌診断を受けた時に、肌悩みが冷えやむくみ、さらには睡眠不足、食事のバランスの悪さ…そういうことからも不調が出ちゃうんです、と教えてもらったので、これは体験済み。

ストレス!!お菓子食べちゃうぞ!!
みたいなことを続けていると、確実に太っていくし、肌も荒れてきます。(これも体験済み)

だからこそ、わたしは好きな物をまずは集めて、真似するところから始めることにしました。

ピンタレストで、その日の気分でテーマを決めて、好きな画像を5枚集める。
インテリアなら、きっとモノトーン基調の、シンプルで木の質感も合わさった、硬質×柔らかい雰囲気のものが集まります。

今そんな部屋になっているかというと、残念ながらまったくなっていません。
お気に入りのコーヒーテーブルは常に本が5冊くらい積まれているし。寄せ集めで一人暮らしを始めた時からあまり変わっていない部屋は、壊れたテレビを買い替えたくらいで、統一感がありません。

素敵!と思った物を、集めておいて現状と比べる。改善点を見つけて、少しずつでも素敵!と思ったものに寄せていく。

このやり方でどのくらい変わるのか、見ていきたいと思います。
人間、始める時が1番若いですから!40目の前にして何してんだ…とは思わないように、楽しみながら自分のアップデートをしていきたいと思います。


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natsu|1日1500字書く人
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