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◆新天地へ

久々に仕事の話を書きます。

私は9月いっぱいで、今の職場を離れ、
10月から新天地で働き始めます。

異動ではないし、転職ともちょっと違います。

身バレ防止のために詳細は省きますが、まあ人事に詳しい方であれば、異動でも転職でもなくて今の職場を離れると言ったら、アレかアレだろうと目星はつくかなと思います。


思えばこのnoteは、今の会社に入社した頃にリスタートしました。
我ながら、スローペースとはいえ、よくここまで続いたなあと思います。

前の会社を辞めるときのnoteを読み返してみて、当時はいろんな人が残念がってくれたり寂しがってくれたりして、嬉しかったなあなどと思い返していました。

そして、今の部署でも、私がいなくなると知ったとき、みんな残念がってくれました。本当にありがたい話です。


職場を離れるという経験を2回した私ですが、気づいたことがあります。

「その職場から離れる時に、どれくらい悲しんでもらえるかというのは、その職場での自分の頑張りと比例するのかもしれない」ということです。

自分で言うのもなんですが、私は前の職場でも今の職場でも、結構うまく立ち回っていました。

学生時代からよく言われていましたが、私は「調整役」とか「バランサー」とかそういう言葉で言い表される動きをすることが多いです。

自分主導でプロジェクトを進めるとか、中心人物になるとか、そういうことに関してはまだまだ未熟ですが、場の空気を取り持つ役回りとしては、十分すぎるほど役目を果たしてきたと自負しています。



そして、意外とその動きを見てくれている人はいるのです。


数字など何か目に見える成果を残していなくても、日々チームのために動いて、陰ながらサポートしていることを、チームの人たちは意外と見てくれているんだな、と気づきました。

そしてそれがきっと、私が去ることに対する悲しさに繋がっているのかな、と推察しています。

みんな、「かるどれさんいなくならないでよ〜」「寂しいよ〜」「かるどれさんがいなくなったらどうしたらいいの?!」など思い思いの言葉で悲しさを表現してくれています。
心苦しい反面、嬉しいです。


だって、これは私の頑張ってきた証だから。


私は、チームやグループの空気をすごく大事にする人間で、重苦しい雰囲気をすぐに察知して、それをちょっと軽くできる力に長けている方だと思っています。

それゆえ、どうしても調整役やバランサーになりがちなのですが、見てくれている人は見てくれていたんだなあ、と感慨深く思いました。

この空気どうしたらいいの?!とか、なんで今そういう言い方しちゃうの?!とか、ヒヤヒヤする場面に多々出くわしてきましたが、心折れなくてよかったです。

ここから先は、残されたみんなで、私の請け負っていた役回りも務めてもらえたら嬉しいなと思っています。
こんな偉そうなこと言っていて、年齢と社歴を考えると私がいちばんペーペーなんですけどね。


さて、そんなこんなであっという間に9月も半ば。
9月に入ってから、いろんなトラブルが発生してずっとバタバタしています。
こういうときって、直前にバタバタしますよね、ほんとに。

前の会社では私には何の重要なポジションも責任も担当業務もなかったので、辞めるまでの数日間は、のほほんと過ごしていました。

今の会社ではずっとバタバタしていて、多分ギリギリまでいろんなことに追われていそうな気配がします。


だけど、よく考えると、それってすごく幸せなことなのかもしれません。

ギリギリまで追われているということは、任せてもらえていた仕事がちゃんとあって、頼ってもらえていたという証だと思うからです。

今は、自分の業務の引き継ぎもしていますが、他チームの手伝いで関わっている業務があるので、それ関連のことでも結構追われています。
その手伝っている業務というのも、私のことを頼ってくれていてお願いされた仕事なので、すごく嬉しいです。大変だけどね。

次にnoteで仕事のことを書く頃には、きっと全て無事に終わっていると信じています。


私は9月いっぱいで今の職場を離れますが、最近いろいろ考える機会が多く、「ああ、もう少しここに居てあげたかった」と思うこともありました。

「居てあげたい」なんて言い方はおこがましいけれど、
この人のために私にもう少しやれることがあったかもしれない、と考えたり、
この人ともう少し一緒に働きたかった、と思ったりしています。
そして、これまたおこがましいけど、私が居なくなって大丈夫かしらなどと余計な心配をしたり。

残された日数は本当に僅かだけど、私にも何か残していけるものがあるのなら、少しでも伝えてから去りたいな、などと考えています。


少しだけ未来の話をすると、次の仕事は、今の仕事よりもさらに、本来やりたいことに近づける業務を担当する予定です。

しかし、業務内容はもちろん、勤務地の雰囲気もだいぶガラッと変わるので、正直ワクワクよりも不安が大きいです。

でも、自分の夢のための頑張りどころと思って、次の職場でも上手に頑張っていきたいと思います。

年齢とキャリアを考えると、2〜3年でさらに次のステップに進まないといけないな…と思っています。
そのためには、あの資格をいつ取ろうか?などと考えたり。
今回をきっかけに、キャリアプランやライフプランをそろそろ真剣に見直すべき頃かもしれません。



それにしても、まさか20代のうちに、3社目を経験することになるとは。

人生、本当に何があるか分かりません。
でも、だからこそ面白いのだと思います。

これからもチャンスが訪れたら、逃さずにキャッチしながら生きていきたいです。

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