舞台「A Brilliant Christmas」感想(ネタバレあり)
2023年11月2日から11月19日まで東京と大阪で公演されている舞台「A Brilliant Christmas」(脚本/白柳力、演出/中本吉成、主催/株式会社ワンダーヴィレッジ)を観劇してきました。
主演は本田康祐(OWV)さんと百名ヒロキさんのWキャスト。
私はOWV(オウブ)というダンスボーカルグループとそのメンバーである本田くんのファンで、そのご縁でこの舞台に出会いました。
とても心温まる素敵な舞台だったので忘れないうちに感想などをつらつらと書いていこうと思います。
あまり綺麗にまとまっていないですが、よければ読んでいってください。
※以下、舞台「A Brilliant Christmas」についてのネタバレがあります。
あらすじ
職に就かず、毎日ブラブラと遊んで暮らしていた主人公・東条一輝。
見かねた一輝の母・東条彩子は自身がオーナーを務めるホテルのベルボーイとして一輝を働かせていた。
ホテルでは5年に1度クリスマスに従業員によるショーをしなければいけない決まりがあった。仕事を辞めるつもりの一輝は乗り気ではないが、そんな一輝も巻き込んでショーの準備がはじまる。
そんな中、一輝にだけ見えるホテルに棲みつく座敷童子・キラが現れる…。
内容詳細(ネタバレあり)
(※記憶を頼りに書いているので間違っている部分があるかもしれません)
舞台はとある老舗ホテル、「Hotel Royal Gift」。ベルボーイの制服に身を包んだ東条一輝が電話で話してるシーンからスタートする。
「辞めるから」
電話の相手は母の東条彩子。
このホテルのオーナーである母の意向により嫌々ベルボーイとして働かさせられている一輝はとにかく仕事を辞めるから、といったことを苛立ちながら電話口で話す。
ホテルではトラブルなども起きたりしながら、スタッフたちがとても慌ただしく働いている。
それをただ面倒くさそうに見ている一輝。
「手伝わなくていいの?」
隣に座る少年が尋ねる。
「いいんです、休憩時間ですから」
一輝は休憩時間と退勤時間だけは厳密に守ることにしているらしい。
一輝の母であり、ホテルのオーナーでもある彩子は5年に1度開催されるクリスマスのショーの準備は進んでいるかと友人でもありホテルの支配人でもある虫島昆之助に尋ねるが、実は虫島はショーのことをすっかり忘れており、マネージャーである二葉あたるにほぼ丸投げしてしまう。
あたるは従業員を急遽集めてショーで何をするかの会議をはじめるが、退勤時間になった一輝は会議には参加せずさっさと帰ってしまう。
当初、ホテルマンとして経験した思い出のエピソードをそれぞれが持ち寄りミュージカル仕立てにするという方向で話しがまとまっていたが、持ち寄ったエピソードは客とのトラブルや嫌な客の話などばかりで、それはお客様への不満をお客様に見せているだけにならないかという一輝の一言でホテルマンとして経験した良かったエピソードを改めて持ち寄ることに。
また一輝の前に現れた謎の少年にホテルマンになって良かったことはないの?と聞かれるが、嫌々働いている一輝は外国のお客様にチップをもらったことや1度イケメンと言われたことくらいしか良い記憶がなく、その少年に逆に何かいい話はないのかと尋ねる。すると謎の少年は少し昔の、このホテルのオーナーの一人娘であるお嬢様と、ホテルで働く身寄りのないベルボーイの青年の恋物語を語りはじめた。
その話に出てくる “ホテルのオーナーの娘” が気になった一輝は「その話は本当なのか作り話なのか」と少年に尋ねるが、どちらでもいいじゃないとはぐらかされてしまう。
謎の少年は自身のことを「このホテルに棲みつく座敷童子的な存在」と語り、「キラ」と名乗った。
どうやら一輝にしか見えない不思議な存在らしい。
翌日、ショーのためにそれぞれエピソードを持ち寄らなければならなかったため、仕方なくキラから聞いたエピソードをみんなに話した一輝。
その物語をショーにしようと話は進む。
当初、主役の2人をマネージャーのあたるとパート従業員の大熊妙子で演じる予定だったが、演じる話の内容を知った彩子の強い頼みにより主役の青年役は一輝が演じることに。
元々仕事も辞めるつもりでショーには乗り気ではなかった一輝だが、巻き込まれるように参加することになり、そしてこの物語がおそらく自分の母と亡くなった父の物語であると薄々気付いている一輝の心は少しずつ動いてゆく。
ある日、彩子は古くからの友人でもある支配人の虫島に「一輝はどんな感じ?」と尋ねる。
「ベルボーイとして働き始めた最初は正直大丈夫か?と思ったけれど、なんだかんだ言いながらも1年頑張って働いてますよ。彼はホテルマンのサラブレッドですからね」「笑った顔は彼の父親そっくり」と一輝を褒める虫島。
ショーの準備が進みだしたまたある日の夜も、彩子の亡くなった夫(一輝の父)のこともよく知っている虫島は「一緒にショーの準備をしていると一輝の父のことを思い出す」とつい感極まって涙を流す。
退勤時間をとっくに過ぎた遅い時間までショーの練習をしていた一輝は母親の彩子と2人きりになると「俺の父はどんな人だったのか」と尋ねる。
「話していいの?子どものころはあまり聞きたくないって感じだったじゃない?」と聞き返す彩子。
きっと父の話を聞けば会いたくなるし寂しくなるから強がって反発していたのだろうと振り返る一輝。
「そこにいるだけで幸せにしてくれる人だった」と亡くなった夫について語る彩子に「じゃあ母さんはもう随分長い間幸せじゃないの?」一輝が産まれてすぐに父が亡くなっているので、それからずっと母は幸せではなかったのではないかと尋ねる一輝。
「そうよ、そのときは世界で1番不幸だと思った。でもね、もう1つ幸せにしてくれる存在があったの」と語る彩子と、それが自分のことであると察して照れる一輝。
「あなたに色々口うるさく言ってしまうけど、あなたが元気で幸せなら何でもいいのよ」と一輝に伝える彩子。
そしてそれを遠くから見守る、キラ。
キラが父親ではないかと思った一輝は2人きりになったときに「父さん」と呼びかけるが、キラは「そんなんじゃないよ」「何もしてあげられなかったから」と言い、一輝へ「なるべくでいいから母さんと仲良くしてね」と言い残してキラは一輝の前から消えてしまう。
一輝が産まれてすぐに亡くなった父、父親のいない人生を恨んだこともあるし、自分の記憶にない“他人”のような存在だったが、キラを通して父の愛を感じ、一輝の父への気持ちが解れていった。
一方、ベルガールの友美はホテルに勤める前は元々ショーガールとして人前で歌っていた経験があり歌は得意だったが、本人は表立って歌うことに乗り気ではなく、クリスマスショーの裏方として練習に参加していた。
しかし練習をサポートするにつれ、もう一度表で歌ってみたいという気持ちが出てきた友美は妙子と変わって主役のヒロインを務めることになる。
そしてショー本番当日。
友美演じるホテルのオーナーの娘と、一輝が演じる両親のいないベルボーイの恋。
ホテルオーナーの反対を乗り越えながら気持ちを確かめ合う2人の物語がミュージカル仕立てで進んでいった。
感想
これを書いている時点で11/2、11/10マチネ(昼公演)、ソワレ(夜公演)の3公演を観劇しており、すべて本田康祐くんキャスト回です。
(ぜひとも百名ヒロキさんキャスト回も拝見したく、大阪公演と配信で観劇の予定はしているのですが現状まだ本田くんver.しか見れていません)
本田くんのオタクなのでどうしても本田くん中心の感想になってしまいますがその点ご了承ください。
本田くんのお芝居を見て感じたこと
まず、本当に失礼な(+上から目線な)言い方なのは承知の上ですが、初日(11/2)ぶりに見た本田くん、本当にめちゃくちゃ上手くなっててびっくりしました。
すでに2度3度と舞台に行かれてる皆さんが口々に本田くん上手くなっているとか成長してる、良くなってるとおっしゃっていたのは知っていましたが、「とは言え1日ごとにそんな分かるほど変わるもん?」「ファンの欲目も大いにあるのでは?」とちょっと思ってました。(ひねくれ者+生意気ですみません)
でも一週間ぶりに見た本田くんの芝居、歌、本当に素晴らしく良くなっていました。
そう書くと「じゃあ初日は良くなかったんかい」と突っ込まれそうですが、そういうことではなく、確実にレベルアップしていると思いました。
まず歌の安定感。
初日より席がかなり近かったから聞こえ方が変わったとかもあるのかもしれませんが、声がしっかり太く美しく出ていて、安定感、安心感がありました。
初日はまだ緊張感とかもあったのかなと思うのですが、11/10の公演では声の響きもとても良く、余裕と自信を持ってとてものびのび歌ってるように感じました。
そして表現力。
これも緊張や心配事が軽くなったのでしょうか、初日公演より良い意味で力が抜けていて歌も芝居も表現がより生き生きしてたと思いました。
よく役者さんが「役になりきる」とか「演じるのではなく自然に入っていく」とかおっしゃったりしますが、(役者さんとして何が正解なのかは分かりませんが)本田康祐という人間と、役の東条一輝という人物がより一体化してるような自然さを感じました。
これは東条一輝という役が、演じる本田くん自身と親和性のあるキャラクターだからなのかもなとも感じました。
「仕事辞めるから」「別にいいだろ」とちょっとぶっきらぼうそうに見える部分と、根っこの素直さ、真面目さ、可愛らしさ。
実は誰よりも「人」が好きで、物事にまっすぐ向き合う、彼の人間性と愛され力のようなもの。
本田くんの場合は「夢もない、やりたいこともない、働きたくもない」というやる気のない一輝とは違って小さいときから芸能界という夢を追いかけながら専門学校に通ったりたくさんのアルバイトを経験してこの世界で頑張ってきている人なので、そういう部分ではむしろ真逆なのですが、なぜだか似てる気がするのです。
これは本田くんが演じてるから私が勝手にそう見える気がしているだけなのか、百名さんが演じる一輝はまたまったく違うものに見えるのか……などすごく気になる部分でもあります。
東条一輝というキャラクターについて
一輝は多少の遅刻はあれどベルボーイになったこの1年間休まずに働いているらしく、(遅刻を何度もしている人を「ちゃんとしている」とか「真面目」と表現するのは間違っている気はしますがw)母親に反発し、辞める辞めると言っているわりには案外与えられたことは一応勝手には放り出さずにやる性格のようです。
たとえば、クリスマスショーで披露するものを決めるため従業員でそれぞれ印象的なエピソードを持ち寄った際にも「それってお客様にお客様への不満を見せてることになりません?」と一輝が1番にまともな指摘しています。
本当に仕事やショーに対してやる気がない、興味がないのなら別にその話し合いだって放棄してしまえばいいし、何を演ってどんな批判を浴びようと別に知ったこっちゃない、むしろさっさとクビにしてくれと知らんふりをしてもよさそうなものを、一輝は巻き込まれたとは言え案外ちゃんと関わって向き合っています。
母・彩子の頼みでショーの主役をやることになったときも(それが母と父の物語だとうっすら気付いてる+彩子の強い願いだからというのもあると思いますが)「えー」と言いつつも案外素直にショーの主役をやることを受け入れ、練習にも参加しています。
作劇上、そういう流れにしないといけないからと言ってしまえばそれまでですが、ここに一輝の根底の「人の良さ」を感じました。
逆に言えば、一輝がそんな風に表面上少しひねた性格なのは(若い男性としてごく当たり前なものとも思えますが)裕福な家庭で育ち、母の深い愛情は感じつつも、父親の愛を感じることのないまま(あるいは自身が受け取ろうとしないまま)大人になったからなのかな、それは裏返せば父親が早くに亡くなったことによる寂しさや理不尽な運命へのぶつけようのない怒りのようなものが影響を及ぼしてるのかも、と感じました。
※
あらすじには書いていませんが、ショーの練習を終え同じベルボーイの翔平と望と一輝の3人で会話をするシーンで、望に「ホテル辞めるんですか?」と聞かれた一輝は「辞めるよ!(中略)多分…」と辞めることへの気持ちが揺らいでいるのが分かるシーンがあります。
「やりたいこと?ねーよ!なんもねーよ」でも辞めたっていいだろうと言う一輝に、翔平が「俺も同じだよ」とそっと寄り添うのも素敵なシーンだと思いました。
「やりたいこと?俺もない!夢?見つかんない!将来?知らな~い」
大きい夢を持っていたり、それに向かって頑張っている、そんな人の方が少数派じゃない?俺ら普通だよ、普通!と綺麗事ではなく等身大で肯定してくれる友人の存在はある意味一輝にとってすごく救われる存在なのではないかと思いました。
一方で、引っ込み思案な自分を変えたくて接客業であるベルボーイになり、このクリスマスショー(の練習)もすごく楽しいと語る変わろうと努力する後輩の望や、同じく表舞台で歌うことをとても嫌がっていた友美が「やっぱりみんなの前で歌いたい」と変わっていく姿を近くで見ていたことも、一輝の心に変化をもたらす要因だったのかなと感じました。
そしてまた、本田くんのお芝居を見て感じたこと
舞台の冒頭、母・彩子へ「ホテルマン辞めるから」と苛立ちながら電話をしているシーンからそのまま一輝が客席に向けて状況説明を独白するシーン、「別に若いんだしフラフラしたって良くない?あなたもそう思いますよね?」(正確な台詞は忘れてしまいましたが)と客席に語りかけるシーンと本田くん(一輝)のいろんなスタイルの演技が初っ端から立て続けに見ることができます。
本田くんは普段はOWVというダンス&ボーカルグループのメンバーとして歌って踊るアーティスト活動が本業で、今回の「A Brilliant Christmas」が初舞台・初主演でした。
冒頭からたった1人で登場してしゃべり続けるというシーンから始まるので緊張してたりしないのかしらとこちらがドキドキするくらいだったのですが、たった1人でステージに立ち、電話→独白→客席に話しかけるという芝居の変化、感情の切り替えみたいなものがとても自然で「あっ、ちゃんと彼は役者さんなんだ」と感動しました。(何様目線やねんという感じですが本当にすみません…)
ホテルのオーナーである母に「辞めるから」と電話越しに粗野に伝える一輝、その後の忙しそうに働いているホテルの従業員を表情も変えずどうでもよさそうに眺めているだけの姿や、キラと出会って混乱したり振り回されたりしつつも心が通い始めたり、クリスマスショーもやる気がなかったはずなのに関わり始めることでちょっとずつ前向きになるその感情のグラデーションが、上手に表現されていました。
キラが消えてしまったあと、一輝がひとり父親のことを独白するシーンがあるのですがそこにスッと流れる一輝=本田くんの涙があまりにピュアで美しかったのも印象深いです。
確か百名さんと一緒に受けていたインタビューでもお2人が同じようなことを語っていた気がするのですが(うろ覚えですみません)、細かな表情や小さな溜息まで拾ってくれるテレビドラマとは違うので舞台では小さすぎる芝居では伝わらないし、しかし「やる気のない一輝」を演じるのにやたら高いテンション、大きな動きではキャラクター的にちょっと矛盾しているし、そこの演技の加減がとても難しいのではないかと感じましたが、決して大げさな芝居ではないのに徐々に一輝の心の体温が高まっていく感じがこちらに伝わってきました。
母・彩子の大きな愛
東条家は一輝の母である彩子が生粋のお嬢様育ちで、ホテルのオーナーのみならずいくつものお店を経営するおそらくかなり裕福な家庭。
母・彩子は一輝をむやみに甘やかしたりはせず、厳しくするところは厳しく、でも本当に一輝のことを愛しているのだろうなと感じる大きな愛を持った人という印象です。
演じる栗山絵美さんの華やかさ、おおらかさ、愛情深さ、そして自身の内面に持った厳しさのような凛々しさ清廉さが存分に「東条彩子」という役柄を通して出ているのだろうなと感じる方でした。
夫(一輝の父)と出会い、世界一の幸福から夫が亡くなり世界一の不幸へと突き落とされた過去。
でも一人息子である一輝という存在が彼女を救い、誰よりも一輝を愛おしく大切に思っている愛にグッときました。
これはめちゃくちゃ自分語りなので読み飛ばしていただいて構わないのですが、私も30代のときに同い年の夫を病気で亡くしており、まさに地獄に落ちたような気持ちでいました。
なぜ運命とやらはこんなひどい仕打ちをするのか、今後二度と夫と会えることもないのに私がこの先の人生を生きる意味とはとばかり考えていましたが、一方で私にもたったひとり娘がいます。
当時娘は小学生。
彼女の存在が何よりの私の宝物で、彼女をきちんと幸せにすることが私の使命でもあり生きる意味、希望でした。
私自身、実際娘に「あなたがなるべく健康でとにかく幸せであったらなんだっていいんだよ」と伝えたことがあります。
そんな気持ちを彩子に重ねて見てしまっていたので(もちろん私は彩子のようなお嬢様育ちでも裕福でもありませんがw)、一輝に対する愛が涙が出るくらいに伝わってきました。
ちなみに私の夫が亡くなったのはクリスマスの直前で、それ以来クリスマス時期になると世の中は幸福に満ちて浮かれてるのに私だけ不幸だわ……みたいな沈んだ気持ちになるのでこの時期がずっと好きになれずにいるのですが、この舞台、そしてクリスマスショーを見ながらちょっと心がとき解れるような温まる気持ちになれました。
本田くんのアドリブ
冒頭で一輝が独白するシーンで「フラフラしたっていいじゃないですか。あなたもそう思いません?」と客席に同意を求めるシーンがあるのですが、11/10ソワレでは最初に聞いたお客さんがとても力強く首肯してくれたようで「すっごい頷いてくれた。自信持てちゃう」みたいなことを(細かい言葉はうろ覚えですみません)アドリブで話しており、1人で終わらずに2人目にも「あなたもそう思いません?」と聞き、しかし今度はどうやら「思わない」と返されたか首を横に振られたようで「えっ、思ってくれないと次(のシーンに)進めないけど……」と困った様子。
3人目にも聞く羽目になり、しかしなんと3人目のお客さんの答えも「思わない」だったようで「えっ、(次の台詞に進めないから舞台)終わる?」と困惑して笑わせていたのが非常に面白いのと可愛らしかったです。
※
「ホテルマンとして働いて良かったって思ったことないの?」とキラに尋ねられるシーンも、初日11/2 は「1度だけイケメンって言われたことがある」と答えた本田くんが演じる一輝。
多分これが本来の台本なのかな?と思うのですが(もしかしたらここは最初からフリーなのかもしれないですが)、11/10のマチネでの本田くんは「まあイケメンって言われたことは2~3回あるけど…」に変わっており、同じ日のソワレでは「イケメンとはたくさん言われるけど」に変わってました。
(ちょっと記憶合ってるか不安なのでもし違ったらご指摘ください)
※
ちなみに従業員でクリスマスツリーを設置するシーンがあるのですが、11/10のマチネではクリスマスツリーがちょっと不安定で倒れかけた(というかほぼ倒れてた)ハプニングがあり、本田くんもサッと支えに入り、その少しあとのシーンで「さっきクリスマスツリー危なかったぞ」とアドリブ台詞を入れていました。
※
また劇中劇の練習シーンやショー本番のシーンとは別に、一瞬だけ一輝が踊るシーンがあるのですが、11/2の初日はおそらく「CHASER」というOWVの楽曲のダンス(ここは一瞬分からなくて多分そうだったよな…くらいの記憶なのでここも間違っていたらぜひ教えてください)、11/10のマチネは「Gamer」、ソワレは「Let Go」(いずれもOWVの楽曲)のダンスを踊っていました。
ここ、百名さんの演じる東条一輝は何をしているのか気になります!
※
普段のOWVとしてのライブやYouTubeチャンネルや番組などを見ても、本田くんは元からそういうアドリブ力はかなり高いしむしろ楽しんでガンガンにぶっ込んでくるタイプの人なのだと思うのですが、舞台でもそういう余裕がどんどん見えてきて楽しめてるんだろうなというのが伝わりました。
まとめ、そして舞台と本田くんが教えてくれたこと
まずは“推し”である本田康祐くんの初めての舞台、初めての主演をこうやって観ることができたことを心から嬉しく思います。
そしてこの素敵なお話に出会えたことも幸せでした。
かつて、本田くんがOWVとしてデビューする前に出演していたオーディション番組で、お客さんで埋まった大きなステージに立ちパフォーマンスをした彼は「やっぱりステージは生きがいです」と嬉しそうに話していたことが今でも印象深く私の記憶に残っています。
子供のころもテレビに出る人になりたいと芸能事務所に所属していたことがあるらしく、彼は根っからお客さんの前でパフォーマンスをするのが好きな人なのだと思います。
そして彼はいつも「楽しむ」ことを大事にしている人だなと思います。
舞台でも一輝がキラと彩子からそれぞれ「頑張って……いや、楽しんで!」と声を掛けられるシーンがあります。
きっと本田くん自身もそういう精神の人なのだろうなとまた改めて感じました。
※
他の役、出演者の方々についてももっと書きたかったのですが長くなってしまったので一旦ここで書き終えます。
このあとも配信などでまた舞台を観ますので、書き足りないことも含めてまた続きを書けたらと思います。
読んでくださりありがとうございました!
本田くん(OWV)は普段はこういうお仕事をしています↓
(ちなみにこの動画も本田くん自身で編集して作ってくれています)
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