2024年4月期フジテレビ土曜ドラマ「おいハンサム!!2」より、心に残った台詞をまとめました。
*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。
●作品情報
公式サイト
●名台詞集
第1話
仕事は私、雑談は若い子
職場で男性社員が若い女性社員にデレデレしている様子を見ながら由香が呟いた心の声です。
だからといって腹を立てるわけでもなく、嫉妬するわけでもなく、"そういうもんですよね"と冷めたトーンでの呟きが笑えたシーンでした。
見た目に引きずられるな
源太郎が家族会議で娘たちに話した事です。
完璧にプレゼンをした営業の資料が実はAIで作成し上っ面だけ整えたものだった。
いまいち仕事が出来なさそうに思っていた営業が、想いを込めた誠実な仕事をしていた。
ひとりで寂しく虚しそうだと思っていたご近所さんの女性が、在宅で仕事をしながらも自分らしいひとときを過ごし暮らしを満喫していた。
人は人のほんの一部しか見ていないし、見せていない。
ほんの一部から何かを決めつけたり否定するのは、とても虚しく無意味なことです。
第3話
当たり前にちゃんと食べられる人間が生き延びる
取引先とのランチ会食にうな重を取り寄せていた源太郎だが、トラブルが発生し、結局誰もうな重を食べず、昼食を抜いて対応にあたった。
そんな中でひとり、うな重をしっかりと食べた源太郎に対して、取引先社員が苦言を呈する中、あらわれた取引先の本部長・久富が、自社の社員に対して諭すように言った台詞です。
ごはんを食べるって、とても大切で。
平時でも有事でも、どんな時も当たり前にちゃんと食べられる人が結局強い。
うな重を食べて源太郎が責められるシーンはくすりと笑えるものでしたが、第3話のテーマ、「ちゃんと食べる」ということ、その強さが、とても響いた台詞でした。
第5話
確かに半分こだった
たい焼きを誰かと半分こする時、絶対にぴったり半分には割れない。
そんな話をしながら姉妹でしながら、里香が思い出したのは、原とたい焼きを分け合った時の原の言葉です。
物理的には全然半分こじゃなくとも、心理的な半分こで、人は納得するし、満たされる。
なんとなく心がじわんと温まる言葉でした。
第8話(最終話)
ラーメンのトッピング全部乗せみたいな人
三姉妹の会話の中で由香が言った言葉です。
たとえが妙で印象に残りました。
とりあえず選ぶ。とりあえず選ばない。それでいいんじゃないか。
源太郎が悩み多き三姉妹にかけた言葉です。
選択のひとつひとつが人生を作る。
その重みが理解出来るようになればなるほど、選ぶことと選ばないことに対して、臆病になってしまう。
"とりあえず"でいい。
お父さんの言葉に、少し心が軽くなる三姉妹でした。
以上、ドラマ「おいハンサム!!2」の名台詞集でした。