ドラマ【消えた初恋】名台詞集
2021年10月期 テレビ朝日土曜ドラマ「消えた初恋」より、心に残った台詞をまとめました。
*鑑賞時に書き起こした台詞を記録しているため、表記や文言は脚本と異なる場合があります。恐れ入りますがご了承いただけますようお願いいたします。
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なかったことにしなくてもいいんじゃないのか?
勘違いから井田のことが好きだと井田本人に伝わってしまい、忘れてくれと頼んだ青木。
そんな青木に戸惑いながらも井田が真剣に伝えた言葉です。
茶化されたり、自信がなかったり、いろんな気持ちに支配されて、つい自分で自分の気持ちに蓋をしてしまうことがある。
自分の気持ちに自分がいちばん素直になれず、誤魔化してしまうことがある。
本物の気持ちだったのに、そんな風に扱ってしまったら、その気持ちはどこへ行くの?
まっすぐな言葉が、心に残りました。
好きになるのにやばいなんてことないよ
井田を好きになった青木が、自分の想いに戸惑い、そんな想いをやばいと自嘲して笑った。
そんな時に、橋下さんが青木にかけた言葉です。
この物語では、青木と井田の周りに、2人を頭ごなしに否定する人が出てこない。
現実では、まだまだそんなナチュラルな世界はなく苦労が絶えないかもしれないけれど、こんな風に、純粋に人が人を好きになることを受け止めることが出来る世の中だったら、もっと素敵になるのにと考えさせられました。
その"普通"が間違ってる
青木の井田への想いを知った相多が、ナチュラルに青木にかけた言葉です。
青木は、自分のことを知ったら相多が離れていくと思った。
だから言えなかった。
でも、相多は受け入れた。
青木が誰を好きだろうと青木は青木だ、といって、変わらない関係の中で、青木の相談に乗り、サポートをして見守った。
相多にとっては、それが普通だった。
「普通」に呪われてその隙間にこぼれ落ちてしまい苦しさの中で生きる人はたくさんいる。
何気ない会話の中での台詞でしたが、考えさせられるものでした。
こたえたいなって思ったんだ
人を好きになるということがいまいちわからない井田が、青木にかけた言葉です。
恋愛の始まりって、普通に、こういうこと、ありますよね。
両想い同士だけが付き合い始めるわけじゃない。
誰かの想いを受けて、それから意識するようになって、惹かれることは、ある。
決して適当な始まりなんかではなく、誰かに想われるということは、嬉しいことだから、もしその想いにこたえたいと自分の心が思ったのなら、そう行動することは、間違いなんかじゃない。
誰かの想いにこたえたい。
まっすぐな気持ちが、いちばん必要で、忘れがちなこと。
たいしたことだよ
偏見にショックを受けた青木が、たいしたことないからと笑ってごまかそうとした時に、井田がまっすぐに言った言葉です。
一緒にいた橋下と相多も、同じ気持ちで、青木に寄り添いました。
自分が普通じゃないから、とか、
みんなそうだから、とか、
そんな人いっぱいいるから、とか。
そうやって言い訳を探さずに、自分の悲しいや苦しいに素直になる時があってもいい。
たいしたことかどうかは、比べるものでも、強がるものでもない。
こんな風に言ってくれる人が近くにいたら。
まるくおさまってはない
自分が我慢をしてその事を終わらせようとした青木に、井田がかけた言葉と、青木の返事です。
自分を置き去りにして、面白くもないのに笑って、適当に終わらせる。
そのあと少しだけひとりで泣いて、また強がって生きていく。
そんな風になんとか歩んでいる人は、きっと多いはず。
そんな時に、こんな風に寄り添ってくれる人がもしいるのなら、きっと自分を傷つけた人のことでネガティブな気持ちを引き摺るよりも、目の前にいる自分のその大切な人を、まっすぐに好きでいればいいと思える。
以上、ドラマ「消えた初恋」の名台詞集でした。