学びのアウトプットで始めたXがきっかけで、小さなころからの憧れたイラストを仕事にしようと決心した話
「5人以上に褒められたことや喜ばれたことは自分の強み」
惰性で生きている自分を変えたくて入学したライティングスクール「ものキャン」 で、尊敬するまよ先生が教えてくれたこと。
これまで目的もなく、仕事や家事、育児に追われあっという間に過ぎる日々。
朝起きるなり第一声が「あ~、疲れた」 という始末。
恥ずかしながら「なるべく頑張りたくない」 で生きてきました。
そんな私が「次は死ぬかも」 と本気で思う大病を2度経験。
これまでの生き方を振り返り、これからの生き方を真剣に考えるようになったのです。
そこで出会ったのが人生初の自己投資、「ものキャン」 です。
「発信軸を決めてXで投稿をする」
(もう、誰がこんな発信みるんだよー!!)
いつも「見る専門」 だったX。
人の投稿ならどれだけでも見られるのに。
自分が発信しないといけないとなると、Xという1文字を見るだけで思わず目を逸らしたくなる。
こんなんじゃだめだ!! 自分を変えたくて入学を決意したのに、逃げ出したくない。
勇気をふり絞り、積極的に交流しよう! そう決めて行動するうちに、いつしか投稿することに慣れていきました。
馴染みの喫茶店。1番端の席に腰をおろし、珈琲をひと口。おもむろに紙ナプキンを見つめる。
講義で印象に残ったことをイラストに描いていました。
せっかくだし、このイラストを載せてみよう。
私にとって、ちょっとした挑戦でした。
「イラストがとても可愛いです」
「イラスト、じわりました」
ありがたいことに、フォロワーの方が褒めてくれたのです。
この嬉しい体験からもっとイラストを投稿したいと思うようになりました。
私の強み。
今までで5人以上に褒められたこと
第1位は「イラスト」 です。
「なっちゃんのイラストめっちゃ好き! 仕事になると思うんやけど!」
いつも私のイラストを見るたび友人が言ってくれた一言。
とても嬉しくて今でもしっかり覚えている。
でも仕事にできる人は、選ばれしほんの一握り。私にできる訳がないよ。
高校の進路相談。
東京の美術大学に行きたかったが自信がなく、親に提案された東京の大学へ。
長年、自信が持てず「できる訳がない」 という感情。
Xを通じて「できるかもしれない、やりたい」 と変化していることに、このときはまだ気付いていませんでした。
ものキャンのゴール、Kindle書籍の出版。
「出版するときは自分で描いたイラストを使いたいな」
講義を受けながら、どんなイラストにしようかと描きだしていた手がピタッと停止。
イラストを使用する際に「フリー素材から選ぶ注意点」 の説明や「イラストを外注する」 という内容が耳に飛び込んできました。
もう1度聞き直そう! いそいでアーカイブ動画を巻き戻す。
そっか! フリー素材から探す人もいるんだ!
でも誰でも使えるということは、誰かとイラストがかぶることもあるよね…。
Xで交流する中で、Kindle出版する人には大切にしたい思いがある。
それを伝えたくて頑張っていると知りました。
人生の中で書籍を出版するなんて、たやすくできることではありません。
だからこそ、誰にでも使えるイラストではなく「自分だけの」 イラストを使うことで、大切な1冊がもっと思いの詰まった1冊になるんじゃないか。
私のイラストでそんなお手伝いができるなら幸せだな。
(いやいや、そんなカンタンなもんじゃないでしょ)
好きでイラストを描くだけの私。
実績も専門知識もありません。私にお願いしたい人なんている?
またしても、自信のない私。
そんなある日。
ストカレの同期でありライターの大先輩である「渡辺まりこさん」 の投稿が目に留まりました。
「ライターの私が『顔出し』してよかったこと」
イラストアイコン&ライター名で活動するよりも、顔出しをすることのメリットの方が大きいという内容。まりこさんの投稿はいつも勉強になるのです。
自作イラストアイコンの私。
「ライター案件を応募するようになったら、自分の写真をアカウントにするという勇気をもらいました」 とまりこさんの投稿にリプをしました。
「ナツさんの場合、イラストを攻めるなら今のままでいいと思います。ライターで振るなら顔出しで」
はっとしました。まりこさんの中に、私がイラストを描いているという認識があるんだ。
「イラストとライターがしっかり定まっていないので、このまま様子を見ることにします!」
「中途半端だと何の人か分かりづらくなるので、期間を決めてその活動にコミットしてみると良いと思います!」
うだうだして中途半端な私に、的確なアドバイスを返してくれました。
そして、まりこさんが「モニターコンサル」 を提案してくれたのです。
行き先がわからず迷子の私は、すぐに依頼しました。
ドキドキ…。
コンサルなんて今まで1度も経験したことがありません。
だって、惰性で生きる人生には必要なかったから。
数日後。ついに、まりこさんのコンサルの時間がやってきました。
Zoomのパスワードを入力する指が、心なしかプルプルと震えます。
「ナツさん、こんにちは!」
画面から聞こえてくる明るく優しい声のまりこさんに、緊張がほぐれました。
ここからは次々と繰り出される質問に、必死で回答していきます。
「まだ勉強中なので」
私がコンサル中に何度も繰り返していた言葉。
「勉強中ということを言い訳にして行動していない」
ズバッとまりこさんに指摘されました。
リサーチも足りず、具体的なビジョンをしっかり打ち出せていない。
1日の限られた自分時間にできることを明確にして目的を決める必要がある。
どれもおっしゃる通りで、何も言い返せません。
質問に答えるうちに
自分の心の根底にある自信のなさは、想像以上に大きいと気づきました。
情けなくて、不甲斐なくて、こらえていた涙が思わず溢れだします。
いい年して人前で涙して恥ずかしい。そんな気持ちがますます涙を誘いました。
涙を流しながら、まりこさんに自分の思いを伝える中で驚いたこと。
そこにはイラストを仕事にしたいと口にする私がいたのです。
でも、具体的にどうしたらいいのかわからない私。
まりこさんは、私のために次々と案を出してくれました。
貴重なアドバイスをくれたまりこさんをがっかりさせたくない。
自信がないから行動できない理由をさがす為に、勉強してからにするとブレーキをかけていた。
そんな自分と向き合おうと決めました。
これまで、頑張ることから極力逃げてきた自分自身と決別したい!
そう思わせてくれたまりこさん。本当にありがとうございました。
・Xで投稿するときにイラストも載せて認知してもらう
・1カ月経過したらイラスト企画をする
・ココナラで販売を目指すため、実績を積む
・自身のKindle出版で自作イラストを使用する
・Kindle出版する人からイラストを依頼される人になる
この目標を掲げて行動している最中です。
「なるべく頑張りたくない」 からの私の成長ストーリー。
ライティングスクールで学び出してから、沢山の素晴らしい出会いに恵まれました。
40代になった今でも、自分次第で人生をもっといいものにしたい。
そして、大人になっても頑張って変わろうとする姿を、愛しい娘に見てほしい。
そんな第2の新しい人生を味わう為に、私はこれからも行動していきます。
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