洋服をきちんとたたんだら、衣替えがなくなりました。
こんまり流片づけコンサルタント養成講座修了生です。
こんまり流片づけとは、モノとしっかり向き合って「ときめき」でモノを選ぶ片づけ法です。
今日は、洋服をこんまり流でたたんだら、衣替えの必要がなくなったという話です。
話の前に、まずは、ときめく洋服をたたんでみます。
「ときめく」「ときめき」については以下をごらんください。
洋服をたたむポイントは6つあります。
①手でアイロンをする (手アイロン)
②身ごろを中心に長方形を作る
③半分にたたむ時に少し残す
④タンスの高さに合わせてたたむ クルクルする
⑤つるんとした四角で、自立する
⑥色別・素材別に「立てて」収納する
①手でアイロンをする。(手アイロン)
自分の左側に洋服の首元、右側が裾となるように洋服をおきます。
手のひらで洋服をなでるようにアイロンします。
手アイロンによってシワをのばすことができますし、洋服をよく見ることになるので汚れや毛玉を発見しやすくなります。
愛情をこめて手アイロンします。
「いつも暖かくしてくれてありがとう」と言いながら。
手アイロンを静かな部屋でやってみてください。
洋服の上で手を滑らせると、「シュッ」と音がします。
「シュッ」「シュッ」
この音を聞いていると、
気持ちが引き締まるような
気持ちが落ちつくような
「心をこめてたたむぞー」というような
そんな気持ちになってきます。
②身ごろを中心に長方形を作る
まず、洋服を三等分くらいにして、手前からたたみます。
袖はおりかえして、また折り返して、裾の方におろします。
向こう側も同様に、袖を折り返して折り返して、裾の方におろすと長方形の完成です。
このたたみかたにすると、袖の厚みが分散されて、出来上がりの厚みが薄くなります
③半分にたたむ時に少し残す
首元を裾の方に持ってきて、半分にします。裾を少し残します。
少し残すというのが重要です。
残さないとたたみ終わりがぐちゃぐちゃになります。
(試しに、残さないでたたんでみてください)
④引き出しの高さに合わせてたたむ、クルクルする
タンスの引き出しの高さに合わせて、ふたつ折り、あるいは、みつ折りにします。
セーターなどの厚いものはクルクルと巻いてもいいです。
⑤つるんとした四角で、自立する
たたみ終わりは、つるんとした四角になっていればOKです。
自立した姿を見るのは楽しいものです。ぜひやってみてください。
⑥色別・素材別に「立てて」収納する
色の薄い服を手前において、徐々に色を濃くしていくと素敵です。
素材別に分けて収納してもいいです。
自立するので、立てて収納します。
全ての洋服が自立しているので、真ん中にある洋服を取りだしても、周りの洋服は倒れません。取りだしたところはスペースが空いたままになっているので、取りだした洋服は同じ場所に戻すことができるのです。
たたんで収納した写真を紹介します。
モニターさん宅で片づけサポートをした時の写真です。
モニターさんは、毎年、衣替えをされていました。タンスの引き出し2段に今着ている洋服を入れて、押し入れの中に季節外の洋服を収納されていましたが・・・
ときめく洋服を選んで、たたみかたを変えたら、春~冬物すべての洋服がタンスの引き出しに収納できました。もう衣替えをする必要はありません。
立てて収納しています。
手前は薄い色、奥は色が濃くなっています。
右側 2列がTシャツ・おしゃれなTシャツ・長袖Tシャツ、その隣が襟付きのシャツなど、左側が薄手のセーターで、その奥が夏物のパンツです。
奥には収納のスペースがまだまだあります。
もう一段の引き出しには、秋冬物のセーターなどを収納しました。
今、見習い修行をさせていただいているモニターさんのうち 2名が衣替えを年に2回されていました。
「毎年『あ~そろそろ衣替えしなくっちゃ、めんどうだわー』と思いながらやっていた」とおっしゃっていました。
全ての洋服が一か所に収納された後は、
「もう衣替えをしなくていいなんて、嬉しい!」
「衣替えって必ずやるものだと思い込んでいたから、衣替えをしなくていいっていうのが新たな発見!」
「全部の季節の洋服がひとつのタンスに入っているのがとてもいいし、引き出しの中が綺麗💓」
と喜ばれていました。
私も以前は衣替えをしていました。
半年しまっていた服を取りだすたびに「カビや変色がないかな?」と心配したり、「すごいシワになっている!」と落胆したり。
毎日、開け閉めされる引き出しに全ての洋服が収納されていると、開け閉めのたびに洋服も換気されて、いい状態で保管されますね。
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