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【心のこと】何があっても、まずいい気分になる!
子どもの夏休みがあっという間に終わってしまいました。
つい先日、子どもに起きた出来事がすごくよかったなと思い、今日はそのことを紹介させていただきます。
「何があっても、まずいい気分になれるものを探すといいよ!」というお話です。
子どもがずっと欲しかったマウンテンバイクを、お父さんに買ってもらいました。
部屋の中に入れて部品を付けたり外したり、嬉しくて仕方ない様子です。
次の日は嬉しくて早起きをして、海岸沿いをサイクリングしたり、でこぼこ道を走ったり楽しみました。
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その次の日は、仲良しの友達と自転車に乗って大きな公園に遊びに行ったのですが、
はしゃいで遊んでいるうちに、テールライトが無いことに気付きます!
友達と一緒に探し回って、
お昼に帰る予定だったのに、お昼近くなってしまい、私のところに電話がありました。
日差しが強くて暑い日だったので、水分をしっかりとって無理しないように、もう仕方ないよ、と言いました。
でも、なかなか帰ってこないので、心配で車で様子を見に行きました。
![](https://assets.st-note.com/img/1724994560736-3Ggmu0dfAe.jpg?width=1200)
公園に着いた時、友達と日陰で呆然としていました。
二人とも日焼けで真っ赤な顔になって、頭が痛いと言っています。
疲れ切っています。
「もう帰ろう」と言いながら、
まずライトを無くしたことは忘れて、違うことを考えよう、
帰りも自転車で帰りたいなら、二人で帰り道にあるお店で好きなもの買って帰ったらどうか、
「気分を変えるといいよ」と提案しました。
二人とも笑顔になりました。
帰り道には文具屋さん、スーパー、コンビニがあります。
友達と意見が一致して、スーパーに向かい、友達と笑いながら自転車をこいで少し気分が良くなっていたそうです。
スーパーに着くと、何を買おうかとわくわくして、オレンジを2個、ミニトマト、友達はミニトマトとお菓子を買いました。
この時、ライトを無くしたことは忘れていたと言います。
スーパーから家までは、ちょっとは思い出すけど、気分がスーパーに寄る前よりもずっと良くなって
家に帰って自分でオレンジを切ってトマトと一緒に食べていました。
私にもトマトをくれたので、喜んで食べました。
オレンジをきれいに切っていたので、上手に切ったね~と褒めたら
いい笑顔になっていました。
トマトとオレンジがおいしくてまたいい気分になったようです。
そのあと、子どもの好きなものを作ったら、喜んで食べてくれました。
食べたあと、疲れてコロコロしていたら、ライトのことをまた思い出して悲しくなってきたようです。
そこで、公園での行動を細かく聞きました。
公園に着いて、友達に自慢しながらライトをつけ外しするのを一緒にやっていたから落としたに違いない
暑い日で遊びに来ている人も散歩している人もほとんどいなかったから、ぼくが通った道に落ちているとしか考えられない
通った道は確認したのに無かった
どこにいっちゃったんだろう
すごく気に入ったライトだったのに
ため息が出て、嫌な気分の方が大きくなってきたようです。
それをみて、はじめは私があとで探しに行ってあげるよと言いましたが、
やっぱり一緒に行こうと言いました。
大きな公園で一人じゃ見つけられないと思ったのと、夜から大雨の予報だから、もし落ちてるなら充電のところに水が入っちゃってダメになっちゃうかもと思ったからです。
子どもは疲れていたので渋々付いてきました。
車で公園に向かっているとき、私は「あっても無くてもどっちでもいいんだよ」と言っていたけど
突然見つかる気がして、「見つかる気がする!」と叫びました。
それを聞いて子どもも見つかると思えてきたようで、みるみるうちに笑顔になってきました。
通った道をキョロキョロしながら歩きました。
大きな公園だから、分かれ道もいっぱいあります。。
「自分がピンと来た方に行ってみな」と子どもに伝えました。
探し始めて10分程して、ピンと来た方に進んでいくと、遠くの方にポツンと正方形のものが見えました。
「あった~っ!!」
![](https://assets.st-note.com/img/1724994888723-45kBFf1HPw.jpg)
友達と探した道だったのに、ライトが自分でここまで来てくれたのかな
不思議だと子どもは言っていました。
大喜びです。
私は「ほらね♪」と言いました。
公園の管理棟の人に落とし物の連絡をしてあったので
報告しに行ったら、皆で拍手して「よかったよかった~」と喜んでくれました。
そのままスーパーに寄って、友達が好きなトマトを買って報告しに行きました。
二人とも日焼けで顔と腕が真っ赤。
よかった~と喜んでくれて、ハイタッチをしました。
友達の弟もお母さんも、みんなで大喜びしてくれました。
それからすぐに塾に向い、塾でも勉強が楽しすぎたと言いました。
帰ってからもずーっとずーっといい気分です。
晩ごはんもおいしい!と大喜び。
最高の気分から最悪の気分で、そのあとにまた最高の気分になって
へとへとに疲れたけど、すごくいい気分でぐっすり眠り、次の日の朝は大雨だったけど、すごいいい気分で目が覚めたそうです。
日々過ごしている中では、色々なことが起こります。
不安になったり、イライラしたり、落ち込んだりすることも誰でもありますが、そのあとに、ちょっとでも自分がいい気分になれるものを見つけることを、すごく大切にしています。
子どもは、もっと自転車が大切になった。友達が一生懸命に一緒に探してくれたことに感謝していると言っています。
素敵な夏の思い出ができました♪
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