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【栄養学】デトックス


なぜ今、デトックスが必要なのでしょうか?
現代の私たちの生活はますます便利になってきました。
しかし、食べ物は栄養素が減り健康的でなくなり、空気は汚れ、私たちの健康と環境は悪くなってきました。
それはなぜでしょう?
第二次世界大戦後、殺虫剤や除草剤などの農薬として多くの化学物質が作られるようになり、さらに味や風味をよくする、保存性を高めるなどに役立つ食品添加物、化粧品、洗剤などに使われる化学物が発明されてきました。

その数は60.000種類、あるいは100.000種類以上とも言われ、さらに毎年2.000種類もの新たな化学物質が生産されているそうです。
問題はそれらが世の中に出回る前に十分な安全性テストが行われていない!こと、しかも各々の化学物質が組み合わさった時の化学反応が確認されていない!ことです。

しかし、たとえそれらの暴露(取り込み)を減らす努力をしても、全ての有害な化学物質を完全にシャットダウンすることは不可能です。
したがって私たちは健康を保つためにそれらを解毒し、良い食べ物を補給することが重要なのです。

概要:
 ➢ 有害化学物質はどこに隠れているの?
 ➢ 主な有害重金属の対策
 ➢ 解毒はどこで行われているの?
 ➢ 細胞は解毒にとって重要な働きをしている!
 ➢ ヒトは植物を食べなければならない
 ➢ ミトコンドリアを元気にする方法
 ➢ 今回のまとめ

有害化学物質はどこに隠れているの?

私たちの日常生活の中、朝おきてから寝るまでに一体どのくらいの有害化学物質にさらされているのでしょうか?

起床後、いい香りのする肌着を身に着け、撥水加工の施された洋服に着替えますか?
洗面所に行きフッ素入りの歯磨きペーストで歯をみがきますか? その後、塩素で消毒された有害物質がパックされた水道水を飲みますか?
私たちは夜寝るまでに、下記に記したような多くの有害化学物質にさらされる可能性があるのです。
まず、これらの暴露(取り込み)を減らすことから始めましょう。

水道水(塩素、トリハロメタン、カドミウム、有機フッ素化合物(PFAS)など)
*有機フッ素化合物(PFOA)のうちPFOAは特に強い発がんリスクがあり、発がんの強さの4段階のうち一番リスクが高いグループ1に分類されている)
洗濯洗剤、歯磨きペースト、化粧品、制汗剤、香水など
建材、壁紙や家具、マットレスやカーテンの難燃剤(室内の空気は外の10~15倍汚れている)
大気汚染(排気ガス、PM2.5、工場の煙などの有害物質)
歯の詰め物(特にアマルガム)
農薬(ネオニコチノイド、有機リン系農薬など)
食品添加物(グルタミン酸ナトリウム(MSG)、成長や発達障害など神経学的に有害、加水分解タンパク質、酵母エキスもMSGの一種)
マイクロプラスチック(容器、まな板など)調理器具テフロン、アルミニウム
電磁波、マイクロ波

多くの有害化学物質

主な有害重金属とその対策

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