世間は狭い。
人生初の合コンに参加した時の話。
私は合コンってものに参加したことがなくて
当時LINEで知人から女性陣が足りないので参加してほしいとのことで
合コンってものを経験してみたいし参加してみようと思った。
一般的にイメージする向かい合わせに座るってスタイルではなく、レンタルスペースを借りていてゲームや食事など自由にできるスタイルだった。
私は人見知りなので長時間初対面の人とお話しするのはつらいと思い、残業と偽って遅れて参加した。
教えられた場所にいくと
雑居ビルみたいな一室だった
玄関を開けてはいると、知人がいて
あだ名が書いてあるテープを渡された。
それを私は見える位置に貼った。
そして、荷物などを置いて奥に入ると
男性陣の中に中学の同級生に顔がそっくりな方がいた。
中学当時から比べると顔は少し痩せていたし声も違う気がして、違うかもと思いつつお話をした。
あだ名も一緒、年齢も一緒。
完全に中学の同級生だった。
私は中学の時
とても大人しく、黒髪ロング眼鏡だった。
同じクラスになったことはあったが交流はそんなに無かった。
なので、覚えられていなかっただろうし、金髪ボブなので一致もしなかったのだろう。
本人に明かすこともなく、
人生初の合コンは終わった。
世間は狭いんだなって思った合コンだった。