松山英樹プロのスイング解析〘最終章〙
松山英樹プロは以前トーナメントのラウンド中ドライバーを折ってしまいます。クラフトマンは翌日のラウンドに間に合わせるべく至急ドライバーの再生に尽力しました。しかし永遠に同じドライバーを再生させることが出来ませんでした。そんなベストのドライバー探しがマスターズ優勝以降も続いている、そんなクラブ無知が日本人プロゴルファーの実力不足を加速させている。そんな話をします。
私がゴルフクラブ業界に籍を置いていた時、誰も説得出来ないクレーム客の対応を任されます。希望したドライバーを注文したのに違うドライバーを買わされたという。傍からみたらクレーム客そのものだっただろう。しかし、客の彼が話す言葉に真実味もある。「スポーツ経験が長い俺はその道具に関する感覚は誰にも負けない。そんな観点から言っているんだ。これは私が希望したドライバーじゃない。早くここの試打クラブと同一のドライバーを売って欲しい!」私は意を決して、以前ナイキツアーに参戦していた某プロゴルファーから教えられたスイングで彼が言う違うドライバーを振ってみた。
松山英樹プロがクラフトマンの再生したドライバーを一度として同意しなかった理由と同じことを客の彼は言っていたのだ。それには現在の日本プロゴルフ協会が発信するスイング方法では絶対に解決しないだろう。よく欧米人と日本人とでは「感覚が違う」と言われている。生活している全般での感覚の違いは日本人の想像を超えるだろう。その感覚の違いをゴルフスイングに当てはめると日本人のほとんどが理解出来ない。クレーム客の彼は日本流のスポーツの教え方に飽き足らず練習を重ねる度に自己流の動態に目覚めたに違いない。その境地は松山英樹プロが度重なる練習を経て欧米人ゴルフスイングに到達した可能性が高い。その結果正しいドライバーの感覚に目覚めたのだろう。それって私が習ったゴルフスイングと同等だとこのクレーム客の出現で行き着いた現実だ。
その感覚とは、
円形の回転刃の刈払機のネジが緩み始めた時作業している人間の身体に過度な振動が伝わってくる。まさしくその感覚だ。クレーム客の彼を説得する為に違う理由を言ったらしい。「試打クラブは多くの人に使用されている為にブレが生じてます!」でもその言い訳を聞いて彼は怒りを増したらしい。だって、ブレが酷かったのはほとんど使用していないメーカーから納品された新品のドライバーだったからだ。
私はこの件の研究深堀で松山英樹プロのスイングを詳細解明した。これを結果が出ないプロゴルファーに広める活動をしている。我と思う、世界を目指したいゴルファーの参集を希望している。