
イタリア、ヴェネチア生活・びっくりした事 その2
前回の記事の続きです!
1)ひんぱんに迷子になる。
2)何をするのも時間がかかる。
3)アクア・アルタ
ここからの続きです。
4)観光金額と、地元金額
ヴェネチアには車がないので移動はvaporettoという水上バスです。
最初にヴェネチアきた時は、「水上バス高い〜!」と思いました。だって一回7.5ユーロ。
75分券なので10分乗っても1時間乗っても同じ金額。
24時間有効で20ユーロ
48時間で30ユーロ
1週間で60ユーロ。
ヴェネチア市民は10ユーロ払うと、ヴェネチアウニカ(VENEZIA UNICA)カードを発行できて、5年有効です。これを持っていると10回券が14ユーロに。
一回の料金が1.4€になります。(観光客は7.5€)
でも私たち、引っ越してきて、アパートの契約書サインしたヤツを持っていたったら、「警察に住民登録を出して、彼らがアパートに住んでいるか確認に来たって証明書が出たら住民価格でカード出せるんだよね」だそうです。
そもそも、まだビザ待ちの私たち家族は、その住民登録証明がいつ手に入るか分からない。結局手に入ったのは7ヶ月後!
でも100ユーロ払うと同じようにヴェネチアウニカカードがもらえるんです。
最初の一週間は60ユーロ払いましたが、諦めて100ユーロづつ(計300ユーロ)払ってみんなカード作ってもらいました。
これだったら、最初に来た時に作っちゃえば良かったなー、なんて。
もし5年間の間、ヴェネチアに3週間以上滞在するのであれば、カード作った方がお得、かもしれません。必要なのはパスポートのみ。
レストランやカフェもそう。
観光客が多いエリアはコーヒーが10ユーロする場所もあれば、裏道にあるカフェでは1ユーロ。バーの周りで立ったまま飲むと安いんです。着席するとそれだけでお金がかかります。
一生の思い出だから、とサンマルコ広場でコーヒーが飲みたいわ、と思うかもしれませんが、ちょっと値段を確認してからの方が良いかもしれません。
この間、サンマルコ広場の裏手にある公園内のillyが素敵、と聞いたので、娘を学校に送ってからパソコンを持って、コーヒーと朝ごはん(クロワッサン)を注文。
本当に綺麗な中庭で、お客も私1人。
あら、優雅だわ、なんて思ってたら値段も超優雅。
カプチーノが7.5ユーロ、クロワッサンが5.5ユーロ。計13ユーロ。
うちの下のカフェ(サンマルコ広場から2分)で立って同じものを頂くと2.8ユーロです。
素敵なんですけどね。毎日はむりだなーー。
しかも公園の中はベンチがいっぱいあるので、うちの下でテイクアウトのコーヒーを頼んでここで飲んでも一緒?!
5) ルールや決まり事はどちらかというとガイドライン。
ヴェネチアのゴミ収集は車がないので人力車みたいな、リアカーを引いて、家の前を通るとピンポンを押してくれて、下にゴミを持っていくという仕組みになっています。
8時半より前にゴミを出したい場合は、この場所に行けば、船があってそこに直接、捨てられます、と。
引っ越して数日してから、いくら待ってもピンポン鳴らないから、8時半前に、このポイントに行ってみたわけですよ。
そしたら船いないんですけど。笑
3カ所行きましたがどこにもいない。
うちの大家さんに聞いてみたら、「8時半以降に道に置いておけば持っていってくれるよ」と。
でも規定を読むとね。
まずね。英語と日本語で書いてある事が違う。
日本語では6時半から8時半の間に船に持っていって、それができない場合、直接、清掃員に渡せと。
英語では8時半から12時半の間に清掃員がピンポンを鳴らすからその時に渡せと。
で、道には絶対に置くな笑。罰金の対象になる。
うちは一度もピンポン鳴らしてくれた事がない。どおするのさ。
でも大家さん曰く、朝、置くぶんには良いんだと。
その清掃員の回収もみてると、やっぱピンポン押すエリアはちゃんと押している。
でもうちは絶対押してくれない。
きっちりやりたい日本人の私にはどうすればいいのよ!ってまだ悩んでます。
うちの下、カフェなんですけど、キッチンとうちの玄関が繋がってるんです。だから彼らのゴミと一緒に出してもらえる時もあるんですけど、それも毎回一緒に置いちゃっていいの?どうなの?
なので、罰金に怯えながら、毎日9時くらいにゴミ袋を路上に出しています。
こういうのも「どっちでもいいんじゃない?」って思える人の方が、やっぱりイタリア生活、向いている気がします。