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OFFICE TOSHIKI NASU/何となくでは許されない社会の風潮

こんにちは。
今日も天気が良いですね、気温は25℃ほど。
室内にいる分には過ごしやすいです。

さて、ここ最近続けて書いた曖昧さについて追記で紹介していきたいと思います。

今日は簡単に短く。

曖昧には幾つか種類があります。
INCOMPLETE:不完全性(知識不足で良くわからない)
AMIGUITY:多義性(解釈が何通りもある)
RANDOMNESS:確率論(未来のことでわからない)
IMPRECISION:不正確さ(雑音や誤りが混在し正確ではない)
FUZZINESS:不明瞭・不鮮明(定義できないが定義しても意味がない)

なぜこのような話をしているかというと、人間の行動や感覚は非常に不明瞭・不鮮明だからです。

私はチーズが食べられないのですが、チーズケーキやピザは食べることができます。
しかし、どうしてもプロセスチーズを食べることが出来ません。あの匂いが苦手なのです。
ある人にとってはチーズを一括りで考えたらチーズケーキやピザを食べられて、プロセスチーズが食べられないのは理解しがたいものでしょう。

2020年頃に同調圧力という言葉を耳にするようになりましたが、何を今さらと思う一方で日本人の気質というものが影響するのか、皆が一斉に「同調圧力だ」と発信するようになりました。

昨今ではコンプライアンスという言葉を耳にしますがこの過剰な反応はなんでしょうか。きっと背景には村意識があるのだと思います。

ちなみにこのことをメガホリズム(過組織症)というそうですが、組織と交わったことによって自分を見失ってしまった人と、その人たちが形成する組織とが相互に影響を及ぼしあいながら重篤化していく病とのことです。
病原は「人が人であること」。
組織に過剰に適応してしまった状態、組織を自己の内部に過度に取り込んでしまった状態をさします。

このことへの策は以下のようなこと。
①組織から距離を置く:過度に組織と一体化せず客観的にみる
②「言い訳をしている自分」に気づく:主体性を取り戻し、周囲に流されない
③属人思考を防ぐ:他人との同一化はしない

話しを戻します。
この記事までに色々なことを紹介しましたが、実際のところ多くのことは曖昧です。

チーズの話しについてもそう。
なぜ人はカテゴライズしたいのか。
なぜラベリングしたいのか。

鍼灸の効果も未だに解明されていません。
けれどこれまで何千年もの月日の中で経験医学として残り続けています。
あなたの中に「はっきりしていないから受けるべきではない」という考えがあれば受けなければ良いと思います。
けれど同調圧力として「受けるべきではない!」にすると違う。
あなたはあなたの考えで決めればよい。

もっとあいまいで良いと思う。
もっと何となくで。
もっと心地よいを選択しても。

何でそんなことを考えるようになったのか。
そのことは次回の記事で書きたいと思います。

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