不妊治療歴⑨受精・培養結果と子宮鏡検査
おなかの痛みに耐えながらも、何とか無事に採卵を終えることができました。受精結果と培養結果を聞きに行きます。
受精結果
受精結果をメールで教えてくれる病院もあるようですが、私の病院は採卵3日後に受診する必要がありました。
17個採れた卵子(成熟10、やや未熟5、未熟2)のうち、ふりかけ法を9個、顕微授精を8個行いました。
培養士の方から説明を受け、受精卵は13個。うちふりかけが6個、顕微授精が7個。顕微授精のほうが成績が良いという結果でした。
1回の採卵としてはよい結果ですが、培養士の方が気になったこととしては、フラグメントが多かったこと。フラグメントとは、着床を妨害する細胞のかけらです。私の場合、フラグメントの多い受精卵が多く、この後の培養や着床に影響があるかもしれないとのこと。
同じタイミングで診察も受け、卵巣をエコーで見てもらいます。幸いにもOHSS(卵巣過剰刺激症候群)の兆候はないとのことでした。
培養結果
採卵7日後、凍結胚がいくつできたのかを聞きに行きます。
13個の受精卵のうち、7個が胚盤胞となり凍結できたとの結果でした。前回の説明でフラグメントの多さが気になっていましたが、何とか移植に進むことができるとわかり、本当に安心しました。
グレートは、4ABが2個、3ABが2個。3BB、4BB、6BBがそれぞれ1個でした。
私の通っている病院では、Cが付くと廃棄になってしまうとのことでした。Cが付いても、1-2割で妊娠できるとの情報も目にしていたので、少し悲しかったですが…。
とにかく、凍結胚ができたのはよかったです。
ちなみに、7個の内訳をみると、ふりかけが4個、顕微授精が3個。受精だけみれば顕微授精のほうが結果はよかったのですが、最終的にはふりかけのほうが多く凍結できたということになります。
この日に診察も受け、今後の流れを説明されました。
卵巣が腫れて妊娠には適さない状態のため、1周期はお休みに。その間、子宮鏡検査を受けるよう推奨されました。
この日ちょうど生理が来ていたので、子宮鏡検査の日程も決まりました。
子宮鏡検査 卵管造影検査より痛かった…!
採卵後のお休みの周期に受けた子宮鏡検査は、内視鏡で子宮内のポリープの有無を調べる検査です。
当日は、内視鏡を入れるのに子宮口を少し広げる必要があり、まずはそのための処置を受けます。
これがめちゃくちゃ痛かった…。入らないはずのものを無理やり入れられている感じで、呼吸が浅くなりました。
処置が終わった後、痛み止めの座薬を入れられ、子宮口が開くのを2時間ほど待ちます。
その後再度受診し、診察台へ。採卵のときと違いまったく麻酔がかかっていないこともあり、「ここが痛い!」とわかるような直接的な痛みでした。私の場合、卵管造影検査があまり痛くなかったこともあり、不妊治療全般で今までのところ一番痛かった記憶です…。看護師の方が手を握ってくれ、ありがたかったです。
痛みはつらかったでっすが、結果としては子宮はきれいとのこと。これで安心して移植を受けることができます。