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発達障害(ADHD)小6娘の勉強方法~どうすればいい?~

なす好きの母が、明太子好きの娘のことを綴った記録。
今日もご覧いただきありがとうございます。




娘は発達障害とわかる前から、算数がとても苦手だった。

高学年になっても足し算に指は使うし、簡単な計算ミスはするし、宿題をみながら私はよく怒っていた。
(あとから考えると、それがどれだけよくなかったかはわかっている)


私だって何度も塾へ入れようか、家庭教師をつけようか考えたが、大黒柱の夫に危機感がなかったため、取り合ってはもらえなかった。

”だったら私がみるしかない!”と、小5まで宿題担当を全うした。

簡単なミスを続ける娘にイライラする私、私に怒られるのが嫌で反発する娘、私たちの関係性は日ごとに悪くなっていった。


このままでは親子関係に支障がでる・・・


そう感じた私は、

「お母さん、メンタイ子の宿題みるのもう辞めるね。
学校でわからないことは聞いてきてね。」

と言って小5の夏、宿題係を辞任した。


当時、娘は”お母さんから解放される”と、それは喜んでいた。
しかし、現実はそう甘くはない。
小5のまとめテストでは、株価のように大暴落・・・。(25点)


もうどうすればいいか、私もわからなくなる。


RISU算数との出会い


私はYouTubeでビジネス系の対談動画などを見るのが好きなのだけど、
そこに現れたのが、RISU算数の代表今木さん。(初めてお目にかかった)


算数だけに特化したタブレット教材で、その子のペースに合わせた段階から学習をスタートできるという勉強方法に、”これなら娘と相性がいいかもしれない!”と期待を膨らませた。
というか、藁にもすがる思いだった。

  • 自分のつまずいたポイントまで逆上って学習できる

  • 算数に特化している

  • 娘はタブレットが好き

  • ゲーム感覚でできる

  • 家で手軽にできる


これらの条件から、”今これに挑戦しなければ、絶対後悔する・・・”
と感じた私は、夫に懇願し、了承を得た。(もちろん娘にも)


最初は物珍しさや、ステージをクリアしたときに貰えるポイントを商品に変えられるという理由から喜んで取り組んでいたが、続いたのは何日だっただろう・・・。


結論をいうと、放置状態・・・


う~ん、う~ん。


決してRISUさんが悪いのではない!!!
RISU算数はステキな教材だ。

ただ、娘が続けられなかっただけ、、(T_T)


RISU算数の料金は、契約時に年額一括12ヶ月分32,160円 (税込35,376円)の基本料を払い込み、あとはクリアしたステージによって料金が変わるというもの。

子どもが頑張れば頑張った分だけ料金は上がるが、それなら親だって快く支払う。(親の感情を理解している上手いシステム)

私も費用はかかってもいい!むしろ大歓迎と思っていたが、蓋を開けてみると放置しているもんだから、嬉しいのか悲しいのか、

月額0円!

むりょ~むりょ~

なんて日が続いている(笑)


ダメだこりゃ・・・(´・ω・`)


お母さんは勉強を見ないでください!


RISU算数を始めても上手くいかず、発達障がい者総合支援センターでWISC-IV(IQ検査)を行ったところグレーゾーンだとわかり、その後、病院でADHD注意欠如と診断がおりた。


医師に勉強での悩みを相談すると、

医師:このような特性をお持ちのお子様の勉強を家でみるのは無理ですっ!!

とバッサリ!!!

医師:親御さんが教師や塾の講師など、専門的な知識のある方ならまだいいですが・・・私だったとしても感情が入ります。


これまでの苦労って一体・・・

費用がかからないよう、仕事や家事の合間を見つけて子どもと向き合ってきた。娘が少しでも理解できるようにとの思いで、4年半の間、頑張った。

なのに、ここまで潔く斬られるとは・・・

私の苦労を全否定されたような気持ちがした。


だけど、娘にとっては怠けているわけではないことを、医師が見事に証明してくれた。

これまで娘だって娘なりに頑張ってきたのに私に怒られ、どれだけ辛かったか、、

私はここで、自分がどれだけ娘を追い込んでいたかに気がついた。


発達障害の子どもと勉強


発達障害・グレーゾーンの子どもをもつ親となり、まず第一に考えたのは、
「自分らしく生きる」ための環境を整えてあげること。

家庭にしろ、学校にしろ、娘が娘らしく過ごせるように私自身マインドセットし、できる限りサポートしているつもりだ。


だけど、いくら娘の得意なこと、好きなことを活かして今後も生きてくれればいいと願っても、「学力」というものさしをないものにはできない。

中学校での成績表、高校進学、就職活動、、
いくら多様性が認められ、個人の能力を活かした働き方が増えてきたとしても、やはり基本的な学力は必要だ。


また、子どもにとって生活の大半を占める学校生活。
もちろん人間関係も関係するが、勉強のわかり具合も、学校の楽しさに大きく比例するだろう。
(今は行きしぶりが多く、励ましながら行っている)


そのほか、将来なりたい職業に就くためにも、基本的な計算や読み書きは必要だ。


電卓やスマホ、AIを活用しながら、苦手の穴埋めをすることにも大賛成!


だけど、学習時間の確保や机に向かう習慣は、いくらグレーゾーンといえ必要だと思う。


年が明けてから、私はオンラインの家庭教師を付けることを考えている。
娘は勉強机を買うという取り引きのうえ、納得している。

来年の4月から、娘が楽しく中学校生活を過ごせるようにすることが今の私の第一目標!


もし、同じような状況でどのような勉強方法を取り入れているか教えてくださる方がいましたら、お声がけいただけると嬉しいです(^^)



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なすメンタ
いつも私の拙い文章を読んでいただきありがとうございます。 娘を温かく見守ってくださっていることにも感謝いたします(*´∀`*)♡

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