兄が東京へ帰る日 11/25
さて、父の葬儀後、11/25は兄が夕方東京に帰る日である。
午前中は自宅の用事を片付け、昨日注文していた母用の喪中葉書を引き取って、昼飯を購入してから行くので、午前9時半ころ、LINEでガレージの紙類の紐括りを兄に頼んでおいたら、午前10時半ころ、
「今日は何をするの?」
と電話がかかって来た。
LINEとメールチェックしてから掛けてこいよ。
紙類を紐で括るとはこれ。
父の書斎からでた大量の紙類であるが、これはちょっと遠方の処理場まで車で運ぶ予定だったのだが、よく調べてみたら、実家からマジで徒歩数分、車だったら一分みたいなところに紙類のリサイクルボックスが設置されていたことが分かったのだ。
ただ、その収集規定が、「紙類は束にして紐でくくること」なため、ぼちぼちやって少しずつ持っていこうと思っていたのだ。
そこへ。
人手が来た!(兄とも言う)
紙類を紐で括るのは単純だが地味に労力のいる作業だ。
人手があったら使い倒してやろうと頼んだのだが、午前11時になる前にパニックになった母から電話が掛かって来た。
「あんた、どこにおると!
兄ちゃんがどこにもおらんとよ!」
ガレージにいると思うが。
「ガレージ?」
「あー、それスマホやろ。
スマホ持ってー、そのまま玄関行ってー、ガレージ見てん。」
「あっ、おった。」
後で聞いたら、兄は一応一言母に声は掛けたらしい。
一応じゃいかん。
認知症なので3回ぐらいしつこく言ってちょうど良い。
昼に喪中葉書と買い込んだ昼飯を携えて実家に行く。
午後は私も一緒になって紙括り。
成果はこれである。
この辺で午後三時近くなったので、客間の遺影の前で、母と兄とお茶を飲んでから、兄を空港に送って行った。
兄は帰って行ったが、こちらのミッションはまだ終わっていない。
兄と一緒に紐で括った紙類を車に積み、ガレージを開けて、今度は離れから先日発見された書類段ボールを出す(母が上に布団とか布類を置いていたので最初存在に気づかなかった)。
これだ。
多分、どうも全部ではないが、とりあえず見つけた分だけ。
あと、ボロボロの古本もあるが後回し。
それから実家の雑事を済ませ、車のトランクと後部座席に積み込んだ紙類をリサイクルボックスに投げ込みに行く。
そこの横のコンビニでバイトしていると言う青年が
「すごい量ですね。
僕バイト始まるまで手伝います。」
と言って手伝ってくれたのが、今日のいい話。
投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。