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👖父の施設差し入れ(ズボンとポロシャツ)と母のお使い 9/11

さて、前日(9/10)、差し入れ希望があった靴下とズボンとポロシャツ、それらを施設に差し入れする。

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まあそれから、午後からは実家の客まで友人数人と集まって楽器の合同練習をする予定にしていたのだが、途中、休憩時間に冷やしていたお茶を取りに台所に行ったら、母がメモを突き出してきた。

「あんた、忙しいと。
 買い物に行って欲しいとやけど。」

 「いや今忙しい。」
 後でねと言って、立ち去ろうとすると、廊下をさまよってる気配がした、最近いよいよ怪しい。

 練習が終わって尋ねるとメモを渡された。

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いや待て、さっぱりわからん物がある。

それ以前に、スーパーの「薬品部」と、「食品部」と書いてあるが、同じ建物に入っているとはいえ、スーパーとドラッグストアは、それぞれ完全に別のチェーン店の店舗である。

しかし何より分からんものについて聞く。

「いやちょっと待って。
 このホホ紅って何。これじゃ分からんよ。」

母の説明は雑だった。

「ホホ紅はホホ紅よ!」

そう言って現物(印刷?されたロゴがかすれて消えている)突き出されてもさっぱりだ。

「そんな一種類くらいしかないけん、大丈夫!」

…本当か?

違った。

その後、ドラッグストアに行って、大量に種類がある化粧品の前で困惑していたら年配の女性の薬剤師さんが声を掛けてくれた。

いやもう、化粧品売り場とかさっぱり分からんわ。

「すみません、86歳の母から頼まれて、このホホ紅を探してるんですが。」

「ホホ紅…。
 チークでしょうかね…。
 化粧品はいっぱいブランドがありますからね…、それにそれぞれのブランドでチークだけでもいっぱいありますから、うーん…。」

ほら見ろ、親切な薬剤師さんだって困惑してるじゃねーか😤

結局「そのくらいのお年の女性には、これでどうでしょう。」というオススメを買った。

スーパーでも、塩昆布はふりかけの近くにあったが、ちりめん昆布は鮮魚コーナーの横にあったりして意外と探すのが大変だった。

全部買い揃えたと思ったが、実家に戻って物を渡した瞬間、タクアンを買い忘れたことに気づいた。

が、メモを返さなかったので、うちの母はタクアンを頼んだことを忘れていて、何も言われなかった。

うむ。この日も私は有能であった。

投げ銭歓迎。頂けたら、心と胃袋の肥やしにします。 具体的には酒肴、本と音楽🎷。 でもおそらく、まずは、心意気をほかの書き手さんにも分けるでしょう。 しかし、投げ銭もいいけれど、読んで気が向いたらスキを押しておいてほしい。