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🛁 父が入院し、風呂掃除を試みる昼3/14昼
前日、途中放棄して帰宅した風呂掃除に挑むべく、3/14昼、私は実家に再び訪れた。
まさか父が倒れてから入浴していないというのなら…いや考えない、拭身くらいはしていたはずだ。
しかし、母を入浴させなければ。
とりあえず、事態は、ヘッダーの画像、つまり
三十年以上経っている屋根の上の太陽光パネルで湯を温めるタンクに、風呂の水道を接続していたことが発覚した。
見てくれ、ヘッダー。
ミニだろ?
ちなみに風呂は現代の大容量サイズだ。これな。
数年前のTOTOには私も当時同行していたのだが、何故こんなことになったのか、要領をえない母の話を聴くと、実家で工事に取りかかった際、現場の工務店の人に直接、「こっちの水道(太陽光パネルの水道)に取り付けてくれ」と言っていたらしい。
なんと、それから数年、ずっと、シャワーは使われたことがなかったらしい…。
なんのための高級ユニットバス……。
この三十年以上前の太陽光パネルで温める風呂は、昔、まだ実家にいた頃使っていたが、温度調節などないので、夏は熱湯、冬はぬるま湯という微妙な代物なのだ。
実家で除草して「あんた風呂入っていかんね」と言われても断っていたのが仇となって今まで気づいてなかった。
とにかく浴槽を洗ってカランから水を出し、洗面器で浴槽に掛けて流す。
…残念なほど水流が弱い。
立派な風呂が台無しである、こういうのをなんていうか知ってるぞ?
宝の持ち腐れ。
立派な風呂なのでカランには「何リットル水を出すか」のメモリもついている。
120の位置になっていたので(マックスは250)、足りないだろうとメモリをあげようとしていたら、母が来て言った。
「いやあんた、それは勿体ない、120でいい。」
「え、少なくない?」
押し問答をするが、勿体ないので120でいいと言って聞かない。
仕方がないので120入れて、追い焚きまでして
「準備できたよ。」
と言った私に母が言った。
「あんた、これはちょっと少な過ぎたね。
(浴槽の湯で)体まで洗ったら足りんね!」
だから言ったろ!?
母が風呂に入るのを見届けてから、私は父の病院に差し入れに行ったのだった。
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